きらきらカーテン

一人の病気ヲタクの備忘録

あなたの推しはどこから?

全然ブログ書いてねぇな!というところでようやく気付いたのですが、Twitterを5年以上やっているせいか、PCに向かって文章をしたためるということが大の苦手になっていました。
昔(というかジャニヲタ時代)はブログを書いていたんだけども。
ということで(?)最近ははてブロでお題に沿って書かれている記事をよくお見掛けするので、お題をお借りして書いてみたいなと思います。

お題「あなたの推しはどこから?私は○○から」


俳優さんの名前は?
山本匠馬さん。


その俳優さんを好きになってどのぐらい経った?
いつから好きなのかもはやわからないんですけど、1年と1か月は確実に経過しました。


どういうきっかけで好きになった?初めて知ったのは?
きっかけは2015年に上演された『TRUMP』です。
元々シリーズを好きになった翌年にタイミングよく再演(三度目)が発表されて、中でも特に好きだったラファエロは誰だ誰だと思っていたら匠馬さんがキャスティングされたのでした。
な~~んか見たことある名前だなと思って調べてみたら、高校生の時に観ていた『KAMEN RIDER DRAGON NIGHT*1の吹き替えをやっていたり、『ハピネスチャージプリキュア!』のブルー役だったり…俳優とは別のお仕事で知っていたっていう謎始まり。

匠馬さんのラファエロはめちゃくちゃ理想のラファエロって感じだったし、またリバースで演じているアンジェリコの知能の低さと狂気が紙一重の(ほめてない)演技もすばらしかったのですが。
OP(キャスパレ)のサビでターンする振りがあるんですけど、その時のターンがめちゃくちゃ綺麗だったことが一番のきっかけですね。
どういうきっかけだと思うかもしれないけど、きれいだったんだよ。


好きな作品とオススメの作品を教えて!
☆『仮面ライダーキバ
匠馬さんが演じているのは、登太牙というファンガイア*2の王です。
人間のライフエナジーを餌とするファンガイアの王なので「人間は家畜」発言とかしちゃうんですが、ぶっちゃけ人間を襲っている描写はないんですよね*3
悪く言えば敵の王なのにひどく甘く、善く言えばひどくやさしい。
色々と悲しい過去を持つため(実の親に育てられず、人間の元でモルモットのように見られながら育った)誰かの愛情を求めているそんな姿がつらいけど応援したくなる。
キバは結構不人気とかいうレッテルを貼られていますが、わたしは好きです。
ちなみに映画も白峰天斗という違う役で出演されています。


★『日付のないカレンダー』
五人という比較的少ない人数で行われる会話劇。ちょっと奇妙な話かも。
匠馬さんの役どころは主人公である廻カケル(演じているのは戸谷公人くん)の兄である廻アユムです。
このアユムが一癖も二癖もある役なんですけど、最初はとにかくかわいくて……でもストーリーが進むにつれ彼の謎と共にもう一つの彼の姿が明かされていくんですけど、その演じ分けは「豹変」という言葉が似合うなあと思います。
ネタバレにならないように言いたいけど、『陽と陰』って言えばいいかな…かなり癖はあるキャラクターだけど、その分匠馬さんの演技力を楽しめるものではないかと。

あとこれは舞台には珍しい分岐エンドです。DVDにはAエンド、Bエンド、Dエンドが収録されています。
アフタートークも二種類(一つはダイジェストだけど)収録されているので、ぜひぜひ!
トライフルの公式オンラインで販売されています。パンフレットもあるよ!↓
トライフル エンター テインメント 公式通販


☆『三人どころじゃない吉三』
去年夏に上演された少年社中さんの、歌舞伎『三人吉三』を題材にしたスペクタクル劇です。
匠馬さんは何といえばいいかわからないけど、とにかく物語のキーパーソンです。役名とかも公演まで伏せられてましたが、今はたぶん検索したら出てくると思います。
登場人物が勢ぞろいして踊り騒ぐOPに途中から乱入(?)してくるのですが、その殺陣がとにかく美しいです。
匠馬さんの殺陣は美しいっていう言葉がぴったりなんですよね。残念ながら吉三はそれ以降匠馬さんの殺陣はほぼないに等しいのですが、雪が降りしきる中の殺陣はとても見惚れてしまうほどだと思うので是非見てほしい。

多分今年にはDVDが出るんじゃないでしょうか。でも社中さんは舞台公演でしかDVD買えないイメージ…。
社中さんはとてもよい作品を作られる劇団さんなので、舞台を観に行くついでにDVDを購入してみては(社中さんのステマ


★『バンドやろうぜ!』
声のお仕事をされている匠馬さんを手っ取り早く知るには、ソシャゲが一番かな?フェアリーエイプリルのベース担当、徳田吉宗くんの声をされています。
結構匠馬さんはどこか思いつめていたり闇が潜んでいたりするキャラクターを演じられることが多い*4のですが、この吉宗くんはちょっとチャラいけど明るいムードメーカーです。
しかも高校一年なのにしっかりバイトなんてしちゃったりして、真面目な一面もあります。
稼働開始からずっとSSRカードが登場しなかったんですが、今やっているイベントで初めてSSRカードが出ました!おめでとう!出ないけど!
これを機に爆モテキャラクター徳田吉宗くんをよろしくお願いします!


どんなところが好きなの?
1.顔
めちゃくちゃ顔が好きなんです。本当に好きなんです。
まず、精悍な眉毛。少しだけ垂れている目。くっきりとした二重まぶた。しっかり通っている鼻筋に、口角が上がった唇。
もう最高じゃないですか?顔の一つ一つのパーツが美しすぎるんですよ。
なんかもうイケメンとか恰好いいとかじゃないくて美しいな~~と思います。彫刻とか見てる感じ。


2.声
演じ分けがすごい。低い声も出せるし、かわいい声(?)も出せる。
例えば今ネットで二期放映中の『ナンバカ』では四桜犬士郎役なんですが、その時の声はめちゃくちゃ低くてかっこいいんですね。
でも『奪還者』という映画でレイというキャラクターを演じたときはもうかわいいというかいじらしいんですよ。
主人公に媚びたり(?)するときの声とかもう庇護欲を掻き立てられるというか~!
例に挙げたどちらも声のお仕事ですが、俳優の時もまたしかりなのでぜひ声の演じ分けにも注目してみてください。


本当はもっとあるけど、これ以上言うとドン引きされそうな感じがするのでやめます。


応援してて良かったって思う時はある?
舞台などでで良い演技を見たとき。特にその作品が良かった場合はなおさらね!
といいつつ好きになってからの期間が浅いので、そんなに生で見たことがあるかって言えば申し訳ございませんってなるんですけど。
過去作品のDVDを集めていたりするんですが、その作品が好きだったときの「いいものを見せてもらった」っていう満足感は半端ないですよね。


好きな俳優さんにどんな役をやってもらいたい?
匠馬さんってお兄ちゃん役が非常に多いんですね。ぱっと思いつくだけでも5つ以上お兄ちゃん役をされていました。
だから弟役っていうのをやってほしいな~~。確かお姉さんがいらっしゃるので、本当は弟さんなんですよ。

あと、たまに(特にジャニオタの方で)「推しに殺人鬼とかの役やってほしい」って言ってる方をお見かけするんですが、まさにそれです!やってほしい!吹替ではやってるんですけどね!ただ見てないっていう。
めちゃくちゃ、それこそ性根から悪い悪役をやってほしいな~。
仮面ライダーキバ』の太牙とかは悲しいというか切ない悪役じゃないですか…悪になりきれない悪役って言えばいいかな?最終的に味方になるしね。


推し以外に好きな俳優(純粋に気になる、気が向いたら追ってる程度でOK)はいる?
『戦国★男士』で匠馬さんと相棒役(主従役なんですけど)をされていた鈴之助さんのアクションがかっこよくて好きです。
昔からニチアサを見ていたおかげでアクションに過敏になりました。『平成ライダージェネレーションズ』で悪役として出演されているのですが、とにかく生身アクションがすごい。足技がきれい。
あと戸谷公人くんも気になります。今は『ドリフェス!』で声優のお仕事もされていますね。
今や完全にドリフェスおばさんです。みんな風間圭吾に即位されよう。


あなたにとっての推しとは
生活の一部です!!更に言えば薬かな。

仕事とか学校とかあっても、推しが出る舞台のチケットとれば「その日まで頑張ろう」って気持ちになるし、その舞台見終わっても、それから「舞台の推しを思い出して頑張ろう」って気持ちになれます。
基本的に生活がその繰り返しなんですよ、仕事(学校)がんばる→推しの出てる作品(アニメとか舞台を生で/DVDで)見る→仕事がんばるみたいな。
日常で疲れた身体を癒すサプリメントみたいな感じでしょうか…えらく高いサプリメントだな。


最後にその俳優さんのことを軽くプレゼン
実は友人に匠馬さんのよさについて一万字越えのレポート*5を書いたことがあるので、それを見てくれ!と思うのですがさすがに載せられないですね。
そのため『三人どころじゃない吉三』のパンフレットで、少年社中さんに所属されている山川ありそさんが匠馬さんの魅力を描写した言葉が好きなので引用します*6

誰もが羨む声。誰もが羨む容姿。そして誰もが羨む少しの毒っけ。*7

これを読んだとき「わかる~~!!」と足をじたばたさせたものですが、こんなこと共演者の方に言われる役者さんなんてそうそういないのではないでしょうか?
女性だけではなく、男性をも魅了してしまう匠馬さん、ぜひ一度彼が出演されている作品を見てみてはいかがでしょう。
長くなってしまいましたが、お付き合いありがとうございました。

*1:仮面ライダー龍騎』の北米版です

*2:キバにおける怪人です

*3:部下に始末を命じているため間接的には襲っていることになるんだろうけおd

*4:個人的な意見です

*5:文字数を言うとみんなにドン引きされる

*6:問題があればすぐに消します

*7:『三人どころじゃない吉三』パンフレットp23より

オフブロードウェイミュージカル『bare』

なんだかうまくまとまらなくて、この時期までかかってしまいました。
まだ全然まとまらないけど、とりあえずあげておく。

STORY

全寮制のセント・セシリア高校。
校長でもある神父の言葉が響くミサでは、卒業を間近に控えた生徒たちが祈りを捧げている。
平凡な生徒ピーターにはある秘密があった。それは、学校一の人気者であるジェイソンという同性の恋人がいること。
いつかは自らを―bare—さらけ出し、愛し合いたいと強く願っていた。
学内の演劇公演のためのオーディションがシスター・シャンテルによって開催され、
美しいアイヴィ、ジェイソンの双子で皮肉屋のナディア、主役を狙うマットも参加し、配役が決定する。
リハーサルが開始されると、ピーターの気持ちはより強いものとなっていく。
ドラッグと酒でトリップするパーティーの中、
気持ちが募るピーターはジェイソンとキスを交わすが、それをマットに目撃されてしまう。
社会、親、友人の目を怖れるジェイソンは自身のイメージを守るため、
ピーターを突き放しアイヴィと一線を越えてしまうのだった。
-bare—になることを求めた彼らの心が絡み合い、そしてついに、一つの終焉を迎える・・・

www.raisestage.com


ひたすら胸が苦しかった。
歌で畳みかけられるこどもたちの叫び。
さらけ出すことで救いを求めようとしたのに大人たちはそれを突き離す。
キリスト教って私は隣人愛や「皆に仕える者になれ」とか謳っているイメージなんですが*1、それは他人と生きる世界において有効なのであって、学校という狭い社会で、しかも自分の世界でしか生きていないこどもたちにはそれが理解できるわけがないんだよ。

少年少女たちは<bare>「さらけ出す」ことで何かにすがるものが欲しかったのかな。
でもさらけ出す方法が見つからなかったのか、アルコールやドラッグしか方法がなかった。
でもピーターの母親はさらけ出すことを許そうとはしない。神すらも赦しを与えようとはしない。
自分たちのしたいことと、それに対する大人の反応が観ててつらいなあ。

でもただ一人、ジェイソンは反対にさらけ出すのを拒んでる。
それは彼の信念とか、そういうものがあったんだと思う。
父親からの期待とか今の立ち位置とか、そういうものからくる信念。
それに応えたくて、ジェイソンはピーターよりアイヴィを選んだのに、結果その信念はぐっちゃぐちゃに壊されてしまうんだよな~あれ辛すぎる。
しかも信念がぐちゃぐちゃになって、壊れそうになって(いやそのときすでに壊れてたかも)、すがった相手の神父はジェイソンを拒んでしまった。
最後の最後にすがったのは神だったのに、神はゆるしてくれなかった。

ピーターがすがったのは神ではなくマリアさまで。えらくファンキーで面白いマリアさまだったけど。
マリアさま=シスターみたいなものだけど、彼女は神父とは反対にピーターを理解してくれた。
この違いってなんなのかな? 同じ聖職者なのに。
たぶん一番の理由は彼女が人種差別を受けていた黒人だったからなんだろうけど。
ここで人種問題も出てくるから観ていてわからなくなってしまったし、今でも整理はついてない。

日本では昔から衆道があったし、歴史を見ると比較的同性愛の類には寛容なのかもしれない。
でも一方で同性婚は未だほとんどのところで認められないから、何だかあまりにも複雑な問題だなあって思いました。寛容なのか寛容じゃないのか。
クリスチャンだとか、普段身近に宗教を感じていない私たちにはちんぷんかんぷんだし。

ただ、宗教ってなんのためにあるんだろうなあって感じてしまった。
宗教の視点からどうして同性愛が禁じられなければいけないのか。
神ってなんのためにいて、なんのために崇められているのか。
神って私たちの罪をゆるしてくれる存在だと過信していたけれど(それは作中の人物たちも思っていたのではないかな)、ジェイソンを許そうとはしなかったから。
すごく神が、この場合だとキリスト教の神なんだけど、それがとても怖いと思ってしまった。

唐突ですが、わたしはプロテスタント系大学で聖歌を歌う団体に入っています。
神への賛美を歌うことに対して今までただなにも考えずにいたけれど、少しばかり…じゃなくてだいぶ賛歌を歌うことが怖くなってしまった。
でも、なにも考えずに歌うより神って何なんだろうって考えるきっかけができてとてもよかったと思います。


ジェイソン/岡田亮輔
最初はおうスパダリやな!!って思いながら見てたんですけど、どんどん彼を覆っているガラスに「優等生」「期待」というナイフが次々突き刺さっていって…。
そのナイフを抜くこともできずに、ピーターに背中を向けてアイヴィとの行為に走ってしまう。
許されないことではあるけれど、ジェイソンの立場や気持ちも痛いくらい理解できるから、理解はできる。許されはしないけど。

ジェイソンが死んでしまったのは不安・絶望からの自身の逃亡のほかに、さらけ出すことへの代償ということもあったのかなと思います。
この代償はだれか個人じゃなくて全員の代償ね。ピーターやジェイソン、アイヴィやマットがさらけ出した、その代償。

鯨井さんのジェイソンを観ていないから何とも言えないけど、少なくとも岡田さんのジェイソンは自分の意志で死のうとしたのだと思った。
表情が晴れやかというかなんというか、なんの後悔もなさそうな表情をしてたから…オーバードーズで死に至ることをわかって薬を服用したんだなって思う。
死ぬために薬を服用した、みたいな。

ピーター/橋本真一
正直本当に役者みなさんに対しての前知識が無い状態でいったんだけど、橋本くんのピーターはかわいい!
そして、切なく甘い歌声でかわいいピーターがそこにいた。
それでも心は恐ろしく純粋なのにどこか芯の通った部分があって、この子は強いなと感じた。
最後の神父に向かっての「あなたを赦します」と静かに告げるシーンとかそうだな。
ジェイソンを殺したのは救いの手を伸ばさなかった神父と考えてもおかしくないのに、ピーターは赦した。
赦すことは決してたやすくない。それでも赦した彼には強い炎が灯っていた。

そういやどうでもいいけど、キリスト教の主の祈りの一節である「われらに罪をおかす者をわれらがゆるすごとく、われらの罪をもゆるしたまえ。」を思い出したなあ。
彼はやっぱりキリスト教徒なんだなあって思ったりもして。

アイヴィ/皆本麻帆
皆本さんが本当にきれいだった!
妖艶(言葉がうまく見つからない)でちょっぴりチャーミング、そしてちょっと小悪魔的な雰囲気を醸し出してた。
でも中身は大人になることを誰より恐れている子供で。
それはジェイソンとの行為でさらけ出すことになってしまうんだけど、その感情の発露が苦しかった。
最初のみんなを翻弄してそうな大人っぽい雰囲気から、そのおびえる子供の差というのがはっきりしていてよかったな。

自分の容姿をうらやむナディアとの衝突は、理解できるはずなのに理解できない二人っていう感じで見ていてもやもやしていたけれど、最後の卒業式のシーンではなんとなく、その衝突を乗り越えたんじゃないかなって思った。もうこれどっちかっていうと妄想だけどさ。
きっと卒業式の彼女はおびえていた大人への道に一歩、踏み出せたんだろう。

ナディア/あべみずほ
憎めないキャラだな~。
たぶんジェイソンとずっと一緒にいたから、彼の一番の理解者なんだと思う。
ピーターは彼のことをヒーロー視している節があるし、ジェイソンのことは好きだけど彼のことを考えているということはあまりなさそうな印象を受けた。
そういやふつう自分と比較される対象って嫌いになることが多いじゃないですか。
でもナディアは本当にジェイソンのことが大好きなんだってひしひし感じた(ピーターとの関係が周囲にバレたところとか)
それはお互いがお互いのことを一番理解しているからなんだろうね。
特に絶望しているジェイソンに「夜になったら電話して。ううん、夜じゃなくてもいいからいつでも電話して」と言うシーンでは、あっこの子しか今のジェイソンはわかってやれないんだと思った。
でもジェイソンは彼女の手を掴まなかった、といのはあのラストに至る一つの要因だったのでは。

いつも比較されていた、そして一番理解していたされたいた、そんな関係のジェイソンが死んでしまって、ナディアのこれからはどうなるんだろう。

マット/染谷洸太
ほんと!!!マットがどんまいキャラ(軽く言うけど)すぎてさ!!
いつも二番手で、アイヴィにさえ振り向いてもらえない。
去っていく彼女をただ立ち尽くして見るマットの目が悲しすぎて、切なすぎて辛い。
彼がジェイソンとピーターの秘密を知ってから物語は大きく変わるんですけど、その波に揉まれながらも主役にはなれないマットは痛々しいなあと。
あのエンドでマットはどうなってしまうんだろう。
アイヴィやナディアは想像がつくというか、こうであってほしいという願いがあるんだけどマットの未来がわたしにはなにも見えない。



そういえば、ミュージカルではあったけどナンバーがすごい多くてどっちかっていうとロックオペラみたいな感じだったな。
でもそれが彼らの感情をこっちにより届けていたと感じます。
歌はなにより人々の心を揺さぶるものだから、彼らの叫びは観客の中に時にはすっと水が中に浸透していくように、時にはぐさぐさと突き刺さるように届いたのではないでしょうか。

*1:すごい偏見だと思う

つかこうへい七回忌特別公演 新・幕末純情伝

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友人に誘われたので大千秋楽に行ってきました。
何だか幅広い客層だったな~。
松井玲奈ファンはもちろん、若手俳優たちのファンとみられる女の子やつか作品が好きなんだろうなって人まで。

STORY

徳川260年の泰平の世が、今まさに崩壊せんとしている文久3年。
武士になりたい一身で、京都への道を急ぐ一群の男達がいる。
近藤勇率いる、新撰組
その隊士の中に「女」がいた。沖田総司
小さい頃から男として育てられ、
ただひたすら剣の修行を強いられてきた孤独な女――。
風雲急を告げる、時は幕末。
勤皇、佐幕が入り乱れる動乱の京の街で、
総司は愛する土方歳三のため、
一人、また一人と勤皇の志士たちを斬り続ける。
そして、そんな総司の前に、一人の男が立ちふさがった。
その男こそ、日本に新しい時代をもたらす男。土佐の龍、坂本龍馬――。
裏切りと憎悪渦巻く暗黒の時代、
総司と土方、そして龍馬の胸を焦がす、熱い恋の行方とは?
そして、勝海舟桂小五郎・・・ 幕末の若き志士たちが夢見た、
新しい時代の夜明けとは?

bakumatsu2016.com


いかにもつかこうへいって感じだな~って作品だった。
いうて熱海しか観たことないし、戯曲も『熱海~』と『ロマンス』、それに『広島に原爆が落ちた日』くらいしか読んでないけど。

音響かな?マイクかな?声が広がりすぎて、台詞を聞き取れない場面が何か所か(主に叫ぶところ)。
梅田芸術劇場のメインホールってかなり広いと思うんですが、それが仇となったのかしら~と思いつつ。
三階の一列目で観劇したから余計聞こえなかったのかな?
でも全部の客席まで台詞を届けなければいけないでしょう…なにがいけないのかっていうわけではなく色々な問題があるのかもしれないけど、音響にちょっと問題があるのかな?
言えば言うほど知識が無いのがばれるのでもうやめます(すでにばれている)

あと、その音響に加えJ-POPをバックに流すことが多々あって、そっちの音に気をとられることもしばしば。
役者が台詞をしゃべっているなか、歌詞があるJ-POPをバックミュージックにするのはなかなか難しい。二つの言葉が殺しあってるみたいで。
っていうか途中にいきなりポケ○ンやら、TMさんの歌で踊ったりする演出がよくわかんなかった。おいてけぼりにされて。
『夕陽伝』のときは突然の笑いの挿入にびびったけど、今回は笑いの挿入はそれより自然?だったと思う。
ただその曲の演出は唐突すぎて理解できなかった。やっぱりこの人の演出は合わないのかも。



松井玲奈/沖田総司
松井玲奈ちゃん以外は男野郎ばっかなのに、そのカンパニーの中で堂々と演技していてかっこよかったなあと。
ラストのクライマックスシーン、幕が下りる瞬間まで、すごくいい表情をしてた。
死にゆかんとしているのに、坂本へ笑いかけてるような気がして。
死ぬことでやっと二人は素直に愛し合うことができたのかなあって。

石田明/坂本竜馬
やっぱりアドリブは面白い。彼の頭の回転の速さが生かされた役なんだと思う。
味方くんがアドリブで微妙に滑ったというか結構追い込まれた次の場面で、彼のこといじりつつフォローしてたのよかったな。
あんまり俳優としての彼を知らなかったけれど、なかなかよい役者さんでした。めっちゃ上から。

細貝圭/土方歳三
最初に謝罪しておくと、わたし結構ひとの顔覚えるの早いんだけど細貝くんに限ってはまったく覚えられない。申し訳ない。
総司のこと大切にしてるんだな~って序盤では思ってたのに、最後にいくにつれてその見せかけのやさしさが剥がれて彼の本心が次々にあらわになっていく、その過程が迫力あった。

早乙女友貴/岡田以蔵
正直彼の殺陣を観るために今回2500円払った。あとの約3300円は荒井敦史の悪役を観るため。
やっぱり身のこなしが軽やかで、鮮やか。以蔵ってちょい薄汚い役どころかなって思ってたけど、きれいだなって思った。
最初『TRUMP』で観たときは少し滑舌が気になったけど、今回はそんなに気にならなかったな。

味方良介/桂小五郎
アドリブに弱いらしいのに客席巻き込んだアドリブ頑張っててほほえましかったです。
なんだっけ、ちょうど一日前くらいかな?にゲストで出てた『ママ僕』ネタでいじられたときは「頑張れ…」って思った。
あとテニスネタで笑われないみたいなこと結構Twitterで見かけたけど、大千秋楽だからかまあまあ笑いとってたような。
本心を突かれた際に見せる、目をカッと見開いたその表情にゾクゾクした。
なんか、根はいいんだろうなっていう悪役だった。悪役になりきれない善人。

荒井敦史/勝海舟
『GARANTIDO』の山田昇から思ってたけど、荒井敦史の悪役はいい。
狂いかけてる笑みやら悪いことたくらんでる笑みを作るのがうまい、と思ってる。
桂は根はいい悪役だけど、勝は根も悪そうだったな。
「総司のことを女として~」みたいなこと言う場面あったけど、いうてそんなに愛してなさそうな感じなのがまたよかった。
この中だったら荒井さん贔屓しちゃって申し訳ないけど。

久保田創/近藤勇
ジョルジュの~!ギャグセレクション~!!
非常に安定感がありました。石田明とはまた違った安定感。
久保田さんがいるだけで場がきゅっとなるっていうか。


役者一人ひとりの熱量はものすごくよかったので、「音」に関することが残念でならない。

キャラメルボックス featuring D-BOYS また逢おうと竜馬は言った

今年はなるべく観劇したものを残すって言いながら全然してないわ!!!!!
ということで初めましてのキャラメルボックスさん。


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STORY

ツアーコンダクターのくせに、すぐに乗り物に酔ってしまう、岡本。
彼は坂本竜馬に憧れていて、竜馬のような男になりたいと願っている。
しかし、いつもドジばかり。
今日も彼のミスで、同僚の本郷とその妻・ケイコが大喧嘩。
ついに、ケイコは家出してしまう。
竜馬の力を借りて、喧嘩の仲裁に乗り出すが、
絵画密輪事件に巻き込まれて、話は思わぬ展開に…。

caramelbox.com


いや~~面白かった!!
Whiteだけ観劇するつもりがBlack千秋楽の当日券並んじゃったよね。母も誘って。
どちらも楽しめるけど、WhiteとBlackどっちも観たら違いが楽しめる作品。

岡本が竜馬に導かれつつ成長していく実に単純明快なストーリー(ほめてます)
そこに笑いの要素をどんどん入れていくから、面白い中にちょっとほろっとくる展開が憎いな。
あとすべての役者の掛け合い(特に岡本と竜馬)がスピーディーでさくさく進むものだから、観ていて爽快。

ただ女性のキャラが私がイライラするようなキャラばっかりだったので一回目はほんっとイライラしてたけどな!!石倉とかカオリとか!!
あとわたしがどっちかっていうと岡本みたいな性格だからなのか、気づけば岡本頑張れ!って思ってた。
あんまり感情移入しないはず…と思ってたけど結構するタイプなのかもしれない。


White
岡本/三津谷亮
神戸最初のWhiteを観劇したのですが、「ああ三津谷にぴったりな役だな」って思った。
三津谷そのものなんじゃないかってくらい。
本当どこまでいくんだよってくらい優しくて、がむしゃら。
三津谷の性格が滲み出た岡本なんじゃないかな。

竜馬/大内厚雄
岡田さんの竜馬(後述)が快活な竜馬なら、大内さんの竜馬はずっしりと構えている感じ。
厳しく接するけど、岡本のことをしっかり見ているお父さんのような存在だった。

土方/陳内将
登場から「えっこの土方超美形なんですけど…!?!?!?」って心の中でびびってた。いやまあ土方は美形だけど。
歩き方から土方歳三!(たぶん正しく書くなら武士)の所作で、まさに堂々たる鬼の副長・土方歳三を演じてた。
もうさすが陳内さんだな~。陳内さんの演技には信頼を置いてる。

伸介/岡田達也
ずるくない!?最初「whiteではどれを岡田さんがするのかな~」って観てたら伸介だよ!?
片方では格好いい竜馬して、片方ではデレデレな新婚夫って…ずるくない!?ありがとう!



Black
岡本/陳内将
たぶん、普通のキャラを演じてる陳内将を初めて見ました。
TRUMPのクラウス/アレンとかゴバスのエンターとか、一癖どころか何癖あるんだよ!?って感じの役しか観てなかったので。
でも本当に頼りなくて(ほめてる)やさしい岡本だったなって。ん~なんていうか、犬みたい(?)

竜馬/岡田達也
Whiteでのしんちゃんが本当にものすごいデレデレしてたので、最初あたり岡田竜馬と岡田伸介が同一人物なのか全然わからなかったです…役者ってすごいよね。
whiteの方でも言ったけど岡田さんの竜馬は快活で息子と一緒に遊んでそうだな~っていうお父さんみたいな感じ(?)
明るく(時にはちょいちょいふざけつつ)、でもちゃんと岡本を引っ張って道を示してくれる。

土方/三津谷亮
わたしが観た前日に喉をやっちゃったのかな?ブログやTwitterを見て「大丈夫か…?」と思いましたが、完全復活!と言えないまでもしっかり1階席最後列まで声が聞こえててよかった。
三津谷が男っぽい役をしているところを見たことがなかったので(岡本も男っぽい!って感じじゃないし)、新鮮でした。かっこよかった。
キャラメルで陳内/三津谷の二人のまた新しい面が見られたんだなあって。

伸介/大内厚雄
岡田伸介があの濃さなら大内伸介はどんなんなんだろうってわくわくしてたけど…期待を裏切らなかったよね!
デレデレしててくねくねしてて、whiteの竜馬がうそでしょ~ってなっちゃった。このWキャスト、本当に面白いね…。
パンダかなにかのぬいぐるみのリュックめっちゃ似合ってた!



本郷/山田悠介
最初に山田の悠介さんを見たのがウヴァ(オーズ)で、次に見たのが去年のDライだったから…こんなにまじめな役初めて見た。
なかなか面白い役というか癖がある役っていうのかな、そういう役が多いイメージを勝手に抱いていたな~と。
今回はTHE・九州男児!って感じでかっこよかった。まあ昭和の男で、時にイラッとはなったけど(役にね)
安定した演技だな~と感心した。

時田/前山剛久
本当コミカルでかわいい!陳内岡本を犬って言っちゃったけど、こっちは本当に犬!(?)
コロコロ表情だとか声が変わって、見ていて飽きなかった。
Black観劇したときに、隣の隣にいた女の子が「かわいい…!」って声が漏れてたよ!頑張って胸の中にしまっとこうかとは思ったけど!
そういや前山さん完全に身バレというかいろいろ特定されるんじゃないそれ!?っていうアドリブもありましたが大丈夫だろうか…。



初めましてだったけど、今後も観たいな~と思ったらかなり精力的に活動を行ってるんですね…今年あと2回公演するんだもんね。
ぜひまた観たい!と思った劇団さんでした。Dボがどうとかそういうことを除いて。

Patch stage EX Four Contact

今年は観劇したものはなるべく感想を残すことにしているんだ!ということでフォアコンのことも書いておきます。

STORY

ちっぽけな街の4人の少年たちは、高校の卒業を間近に控えていた。
もうすぐそれぞれの道を行くが、自分たちの友情は永遠だと信じていた。
しかし遠い夏休みの思い出が、固い絆で結ばれた彼らの未来に影を落とす。
高校生最後の日々を謳歌する彼らの身に、やがて事件は巻き起こる!
青春・友情・UFO!呼び掛ける声を追い求め、目指せファーストコンタクト!

そんなにあらすじをまともに見ていなかったせいで青春ものだと思って油断してたら、始まりが荒廃した近未来だったからびっくりした。
結構SF味が強くて面白かったです。
「おいおいそんな無茶な展開あるか!?」と思った場面も何回かあったけど(ダイゴの入院~宇宙人の下り)、4人のテンションで振り払ってた感ある。
最後は大団円のハッピーエンドで4人のお披露目公演にふさわしいエンディングだったなぁって思いました。
いや~~それにしても山浦さんすきや。以下は4人それぞれの感想です。


・タケル(納谷健)
芝居パートの主人公ととっていいんだよね?いいね?
いわゆる普通の喧嘩が強い男の子。
今まで全てそつなくこなしてきたけど、バンドの解散危機から全てが拗れていく。
普通って一番演じるのが難しいって母が言ってたんだけど、しっかり演じ切っていてこれは期待株だな~って思った。*1
ただ演技の表現の幅が叫ぶくらいで狭かったのはちょっと残念だな~何回も叫ぶと本人の喉にもよくないし。
なので、とうらぶで末満さんにしごかれて表現の幅を広げていってください。期待しています。


・ユウヒ(藤戸佑飛)
タケルの毎日を狂わせた本人というかなんていうか。
宇宙からの声が聞こえて、どんどんおかしくなっていく、その崩壊っぷりが見ていて爽快でした(語弊)
その正体は宇宙の通信(トオル談)だったんだけど、なんで人間のユウヒには聞こえたんだろう?
ダイゴを怪我させたり、おさびし山に登って父を死なせたり、トオルを元の星に帰れなくしたりと色々と周りを狂わせていっちゃう本当の意味のトラブルメーカーだった。もうとりあえずお前色々落ち着け。
上から目線で申し訳ないけど、演技が予想以上に上手くてびっくりした。おちゃらけてそうなイメージがあったからかな?
終始怯えてるんだけど、最後辺りの「ほらカウントダウンだ…!」って辺り最高に狂っててよかったです。
あとトンカツ屋の息子だったのでその制服で出てくる場面もあるんだけど、めっちゃ似合ってた。


・トオル(田中亨)
KY。ヤンキーのリーゼントを「いいハンチングだね」って言っちゃうKY。
なにか50人のヤンキーに囲まれちゃうくらいのKY。
タケルと「俺達」「親友だろ!?」ウェーイ!って感じで一番の仲良しだったけど、実は宇宙人っていうまさか的な役どころだった。びっくり。
この中だったら色々ふらふらしてそうなのに、
夏休みの思い出で一切喋らなくて「なんで?」と思ってたけど、それは彼が宇宙人である伏線だったのか(彼がみんなの記憶に自身を植え付けたらしい)。
演技力で言っちゃえばまだまだ甘いとこがたくさんあるんだけど、それはこれからいっぱい成長できると思うのでたくさん頑張ってほしい。期待。
あとわたしずっと田中くんの下の名前あきらって読むんだと思ってたわ。ごめんねとおるくん。


・ダイゴ(尾形大悟)
不思議なキャラだったな。ほわほわしてて、全然つかめない。
と思ってたら宇宙人かと思いきや宇宙人じゃないと思いきや宇宙人だった。ややこしいけどこれが本当なんだ。
演技は亨くんと同じで甘いとこがまだまだあるけど、これからもっと成長していくんじゃないかなと思います。がんばれ!
ところで休憩中に残したメモに「意外と声が高かった」としかなかったんだけどなんなんだろう。




ここからは企画パートのレポなんで、続きにたたんでおきます。

*1:さっき知ったんだけど、一人だけ演劇経験者らしい

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劇団壱劇屋「SQUARE AREA」

今年の目標はできるだけ観劇した記録をブログに残すこと。すでに一つ抜けてるけど気にしないよ。
劇団壱劇屋の「SQUARE AREA」を観てきました。


squarearea

真四角の部屋に閉じ込められた四人の男女。
謎の少女がカウントダウンを告げる。
四面の壁に貼ってある意味不明の紙面。
四角から出るための資格とは。
無いはずの死角から襲ってくる視覚できない刺客たち。
謎の四角い空間に追いつめられた人々の世にも不思議な脱出劇。*1


閉じ込められてそこからの脱出劇っていうのはよくあるストーリー展開かもしれないけど、そこに壱劇屋さんのパフォーマンスが加わってもうハラハラドキドキのストーリーでした。
壱劇屋さんのことは『GOLD BANG BANG!』のマッシュアップで知ったんだけど、その時に「めっちゃパワフルな劇団さんだな」って思ってた。
めっちゃ動くし、最後の全部逆再生シーン*2ではフジコ役の西分さんが出ずっぱりで「やべえな…色々と…」って感じで。
その時は他の劇団からも結構客演があって余計ににぎやかだったんだけど、今回のスクエリも最高級にパワフルですげーなって圧倒されました。
時々差し込まれる大阪の笑い(アドリブ?)も面白かった。


スクエアのステージの中、次々出てくる謎に次々ステージ上を入れ替わっていく人物、闇の中突然なにかに襲われるハラハラさせるストーリー。
そしてどんどん点のような伏線が現れ、それが回収され線で繋がるラスト。
最後まで瞬きができなくて目が乾く、そんな笑いあり感動ありの90分でした。

しかしあのパワフルさはどうやったら生み出せるんだろうな~。
あんなパフォーマンスどうやって思いつくのか、演出家ってすげえなって思う。

っていうパフォーマンスなので(ボキャブラリーのなさ)、ぜひ見てください。
東京や名古屋でも公演されるらしいので!ぜひ!壱劇屋さんの回し者じゃないよ。
あと色々と目が足りないから気をつけてね。

*1:SQUARE AREA公式HPより引用

*2:10分超らしい。馬鹿じゃないの!?って思った。ほめてるよ

#私を構成する9枚

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流行りにはだいたい乗っかるタイプ。
インスタでは既に上げたんだけど、ちょっと変えてます。


左上から右下へいく感じ。


1.KinKi Kids 39
子供(~小学生)のころに一番聴いてたアイドルがこれなんじゃないかなあって。
インスタに上げてたものではSingle collectionⅡにしてたんだけどなんとなくこっちに。
っていうのもKissからはじまるミステリーとかMistyとかもよく聴いてたので収録曲的にこっちかな~って。
A alubumとかD alubumとか借りてはPCに入れて聴いてたな。
キスミスめっちゃ好きだった。堂本版金田一はリアルタイム世代じゃないんだけど、これもレンタルショップでよく借りて観てました。
あとキスミス聴くと大人っぽいって思ってた、当時は。


2.嵐 Time
私の中の嵐はこれだ!って印象。
Oh Yeah!は今でも聴いてる。夏の朝に聴くと暑さも吹っ飛ばせるんだよね、五分間くらいは。
あとこの曲収録の大野くんソロがめっちゃ好きでな~~~!!!
これLIVE版だと最後あたりに大野くんのフェイク入るのが最高なんですよ。ぜひTimeツアーのDVDを観てください。
松潤のYabai-Yabai-YabaiもなんかもうYabaiですね。


3.BUMP OF CHICKEN ユグドラシル
中学生のときめっちゃ聴いてた。
バンプではこれが一番好きだな~ところでみんな中二病あたりのときに大体一回はBUMP通るよね?そういうイメージあるわ。
オンリーロンリーグローリー→乗車権→ギルドの流れが好き。乗車権でなんか一旦落としてくる感じが。
なかなか影が薄いかもしれないけど一番好きなのは太陽でした。このころのバンプの救われない曲の重々しさが好きなんです。


4.凛として時雨 still a sigure virgin?
中三の後半から時雨いいな~って思ってたんだけど、これで痺れた。
高校生のときに9mm好きな男子と結構話してたんだけど、これ貸した記憶ある。
そういやそいつ、9mmのライブDVD貸してくれたな。
こういう音楽の趣味が合うのって良いよね~貸し借りできて「これがいい」「あれがいい」って喋れるし。そういうお友だちほしいです。
確かamazonで頼んだんだけど、一緒に頼んでた発売日同じの滝沢歌舞伎と一緒にきたすごいどうでもいい記憶が未だに残ってる。


5.9mm Parabellum Bullet Termination
かーんらーんしゃー(かーんらーんしゃー)
9mmは高校生前半あたりに聴いてた。前述の男子らと盛り上がったりしつつ。
The WorldとかSundome、あとHeart-shaped Gearがものすごく好きだった。
特にThe WorldはAメロあたりの独特のテンポ(三拍子)が癖になるんだよな。


6.Syrup16g Syrup16g
インスタではクーデターにしてたけどこっちで。
確かに聴いてる量ではクーデターかなって思ったんだけど、それを上回るくらいさくらが好きで。

これはこれで青春映画だったよ 俺たちの

って歌詞にひどく衝撃を受けたな~。シロップを「青春映画」と表す五十嵐の言い回しがすごいむず痒いのに妙にすっと胸に入ってきて。
五十嵐にとってそうであるように、私の中のシロップもひとつの青春映画みたいな感じ。


7.GRAPEVINE From a smalltown
高二くらいからずっとバイン聴いてるな~。何がきっかけだったかもう忘れてしまったけれど。
これ聴きながら大学受験の勉強してた思い出ある。
『指先』とかこの季節にぴったりだよね。寒い日の夕方はいつも聴いてます。


8.APOGEE Touch in light
『アヒル』のMVを最初に観たときの衝撃半端ないから一回どこかで観てください。
こんなバンドがいたんだ…!ってびっくりした。あまりに最先端すぎて出たのが早すぎたバンド。
『Just Seeker's Song』の切なさが好きで、どこか遠くへ行くときには必ず聴いてたし、¥今でも聴いてる。
APOGEEを知ったときには活動休止状態だったけど、最近また活動をしていらっしゃるらしいので聴いてください。最高にかっこいい。
夢幻タワーに収録されてる『Heart of gold』もおすすめ。


9.演劇女子部 『LILIUM -リリウム 少女純潔歌劇 オリジナルサウンドトラック』
本当はLILIUMのDVDについてるCDで聴いてるけど。
いや~~~~末満さんと和田さん、それにハロの虜になりましたね!!!
これ何回でもいうけど、どうせアイドルだからってなめてかかったら見事に大爆発したんで…。
おかげで今ではハロ好きです。アンジュルムとこぶし推しです。



洋楽も入れようと思ったけど入れられなかった。
スティングの『Englishman in NewYork』は私の中でけっこうな部分を占めてます。
あと本とか映画とかで色々作ってる人もいるけど、小説だったら『疾走』とか『屍鬼』、映画だったら『少年は残酷な弓を射る』とかがランクインするかなって思いました。おわり。