きらきらカーテン

一人の病気ヲタクの備忘録

推したちへの届かない手紙 in 2017

あと1時間で2017年も終わりですね。
今年はプライベートでさんざんな目に遭いました。もうこれについてはもう言いません。

もう精神が死にまくっているので毎年恒例のガキ使を見てもそんなに笑えないし、紅白はそもそも見る気が起きません。*1
なので、ブログ上で推したちへお手紙を書いて今年の締めにしたいと思います。
普段お手紙はプレゼントBOXに入れて終わり!内容のメモは消す!タイプなのでこうやってwebで残すなんて恥ずかしいですね。
そのかわり本人には届くことはないけど。まあ読んでるかわかんないけどな!ははは!

浮気性なので各推しに書きます。特に推し隠しはしてないので名前はモロだしします。


◆俳優の推し―山本匠馬さん―へ
今年はいっぱい舞台で匠馬さんの演技を見られた一年でした。
義輝、ゴッホ、雨男たちのクリスマス、桃山…。
舞台に立つ匠馬さんが一番好きなのでとてもうれしかったです。
声優とか吹き替えの匠馬さんももちろん好きなんだけどね。やっぱり舞台の匠馬さんが大好きです。
あ、「なりきり!生きものむ~にゃん学園」で体を張ってる匠馬さんもかわいくて大好きです(笑)

そういえば、匠馬さんが「獣電戦隊キョウリュウジャーブレイブ」の吹き替えをしてくれたおかげで新しい推しが増えました。
匠馬さんが吹き替えをしなければキョウリュウジャーブレイブを見ることもなかったし新しい推しに出会うこともなかった。
そのひとはわたしが今までほぼ知らなかったジャンルだったけど、匠馬さんがきっかけで新たな視野が広がりました。
ここでは伝わらないけどありがとう。

精神が追いやられたとき、本当はこんな精神で匠馬さんを見られるのかなと思ったときもありました。
でも、なんとか重い身体を引きずっていてよかった。そこには舞台上で輝く匠馬さんがいたから。
やっぱり匠馬さんが好きだ、見てよかったと思えた瞬間でした。

来年の仕事はまだ発表されてないからそこだけが心配です。
欲を言えば舞台のお仕事がいいな。何度も言うけど、匠馬さんの舞台での演技が大好きだから。
でも声優や俳優、どんな仕事もオールマイティにこなしちゃう匠馬さんが大好きです!来年も推してゆきます。


K-POP推し―イ・セヨンくん―へ
改めて言うけど、匠馬さんがキョウリュウジャーブレイブの吹き替えをしていなければ出会うことはなかったでしょう。
本当に推し推しを作る瞬間でした。もはやこれは運命なのかもしれないですね。

セヨンくんの歌声が本当に好きです。
贔屓目かもしれないけど、ダンスも大好きです。なんていうか、力の抜き方が好き。
最年長なのに、考えていることがわからなくてメンバーに宇宙人って言われちゃうふわふわしてるところも好き。
メンバーに抱っこしてもらったり、ちょっとかまってちゃんなところも好き。
とどのつまり全部がいじらしくて好きです。愛が重いぞ!

元ジャニヲタで接触が大の苦手だったけど、特典会では沢山お話できて嬉しかった。
2ショットでは一緒にキョウリュウジャーブレイブの変身ポーズができてよかったです。自分の顔大事故だったけど。
サインでは字が机にはみ出しちゃうお茶目な姿を見せてくれたり、握手では外で何時間も待つことを伝えて手が冷たいことを謝ると「大丈夫、ぼくあたたかいです!」「カフェで暖かくして待ってて!」なんて言ってくれたりしてさらに好きになりました。
最後の時、ブースから出る際「ばいばい!」って手を振ってくれた姿が忘れられません。沼が深すぎます。

来年は生誕祭が決まりましたね。今からとても楽しみです。
キャパシティだけが心配です。当たりますように。外れたら死ぬ。
カムバもとっても楽しみにしています。次はどんな曲でカムバしてくれるのかな。
あ、今の明るい金髪すごく好きです。黒髪も好きだったけどね。


◆キム・ジョンヒョンくんへ
あなたがいなくなってもう2週間です。
何を言えばいいのかわからなくて、翌日にはてブロに記事を上げたけど未だにどこかで現実が呑み込めていません。
あなたを失ったことが未だに悲しくて泣いてしまいます。
あまり食べられなくなってしまい、少し痩せました。
まだSHINeeの音楽がこわくて聞けません。あなたの歌声を聞いたら泣いてしまいそうだから。
人の死とはこんなに悲しいものなのですね。精神に来るものなのですね。

きっといつかはこの悲しみも癒えることだと信じています。
だからね、この前は言えなかったことをここに書いて終わります。
いままでお疲れ様。ゆっくり、やさしい世界で眠ってください。



気づけばもう30分ですね。来年はちゃんと生きてるかな?
更新がぴたりと止んでしまったら死んだと思ってください。
なんちゃって、半分くらいは冗談です。
それではみなさま、今年は大変お世話になりました。よいお年を!
そして来年もよきヲタ生活を!(早くね?)

*1:録画はしてる

2017年まとめ

こんばんは。年末ですね。
ここのところは鬱がまた再悪化して死にそうになりながらなんとか生活を送っています。
でも年末なので一応現場まとめをしておきます。舞台ライブイベントごちゃごちゃ。
ちなみに☆印は俳優の推し関連です。★印はK-POP推し関連です。

◆1月
びっくり!何もなかった。資格勉強に追われていた。


◆2月
・アマテラス

推しが出演していた三人どころじゃない吉三で少年社中さんを知り、チケットを取った。
日本神話には全く詳しくないけど、めちゃくちゃ楽しかった!冒険活劇って感じ!
わたしの推しはニギリさん(演:堀池さん)です。


◆3月
びっくり!何もなかった。これは母がけがをしたので看病していたせいもある。


◆4月
ナンバカ上映会@岸和田

推しのためにはじめて岸和田というところに行った。未知の世界だった。
正直ナンバカ二期全然見てなかったんだけど、推しトークのためだけに行った。
近くで見る推しの顔が綺麗すぎて泣いた。
行こうと思っていなかったナンフェスのチケットを思わず取った。

☆ナンフェス

前述の通り行くつもりはなかったけど、上映会の推しのビジュアルが最高だったからチケットを取った。
アニメで演じていたキャラの格好をして出てきた推しに倒れそうになった。ビジュアル100000点満点。
キャラソン歌ってたんだけど、もうめちゃくちゃ歌上手い。最高だった。優勝していた。


◆5月
・空と雲とバラバラの奥様
GRAPEVINE GRUESOME TWOSOME
・新しい生活の提案

oryzias-07.hatenablog.com

感想をすでに書いていたので↑に。
舞台二つはどちらもブラックな雰囲気だったな。
空と雲と~は最後の展開についていけなかったのでDVD発売を待ちたいところ…。


◆6月、7月
☆剣豪将軍義輝 星を継ぐ者たちへ
遠い夏のゴッホ

oryzias-07.hatenablog.com

義輝は推しの殺陣が本当熱くてかっこよくて!まさに死闘という言葉が似合っていた。
後編の推しの役が全体的にかっこよすぎて辛い。ブロマイド売り切れてたもんね。
推しの役が死ぬところを最前ゼロ位置で観たのはいい思い出です。

ゴッホはとてもあたたかい物語。
嫌いな人物が、っていうかいやな人物がだれ一人いないあたたかい舞台だった。


◆8月
・BUZZ-UP

K-POP推しことCROSS GENEさんのために弾丸遠征しました。
初めての生クロスだったんだけど、推しはダンスもうまくて歌もうまくて最高だった!語彙力が全くない!
最終的に「ナハゴノルジャ」で優勝しました。ありがとうございました。
終電に間に合うか間に合わないかの瀬戸際でクロスの出番終了だったので、豊洲でめちゃくちゃ走ったな。
フォロワーさんとまさかの連番だったのもいい思い出。

グランギニョル

感想がまとまりません。
観客席からすすり泣きの声が聞こえる中、わたしはただ茫然と舞台で紡がれる絶望の物語を目に映すことしかできなかったです。


◆9月
ドリフェス!ファンミーティング03

この頃から精神を病んでいたのであんまり記憶がない。ごめん。
コントパートもとい芝居パートでは、富田氏が大活躍していたのは覚えている。
ただ歌パート、29日のWマサキでの「あなたの瞳に踊らせて」はまさかの組み合わせで死ぬかと思った。
あと、30日の戸谷溝口の「SAKURA LETTER」は感動してドリカペンラを握りしめて静かに泣いた。


◆10月
GRAPEVINE @KOBESLOPE

会場が狭くて死ぬかと思った。
新アルバムに「こめかみ」という曲があるんですけど、それがライブで予想以上に映えてよかったです。
あと大好きな「RAKUEN」が聴けたのがよかった。
RAKUEN」の何がいいかって、RAKUENっていう単語に打ち消し線が入っていること。

☆雨男たちのクリスマス
oryzias-07.hatenablog.com

この記事を書いたときは「クリスマスなんてまだまだだな」とか思ってたのにもうクリスマス終わっちゃったよ。
推しが座長的な位置だったので、なんだか新鮮でした。
推しが出ずっぱりでうれしかった。やっぱり推しの出番が多いっていうのはうれしいこと。


◆11月
・関数ドミノ
oryzias-07.hatenablog.com

SFだけど、「大切なのは信じること」が込められていた舞台だった。
最後主人公は信じることを放棄したのかな、どうだったんだろう。
大千秋楽だったので驚くほどの量の紙吹雪がドバー!っとキャストに降りかかってたのは正直笑いました。

GRAPEVINE @NHK大阪ホール
oryzias-07.hatenablog.com

基本的に10月ツアーの内容と一緒だったけど、アンコールで「豚の皿」「指先」をやってくれたのがよかった。
「指先」は秋冬の季節に聴くものだと思ってるんですが、もうぴったりの季節ですね。せつないなあ。


◆12月
☆桃山ビート・トライブ

ジャニーズJr.主演ということでちょっと不安だったけど、その不安は無駄な不安でした。
三味線に笛が奏でるビートが激しくてとても心躍る舞台でした。
推しの出番は少なかったけど、キーパーソンとしてどっしりとした演技をしてくれていて「ああ好きだな」って思いました。

BTS 「MIC Drop/DNA/Crystal snow」発売記念握手会

黄金マンネことジョングクくんと握手してきました。
「あの…あの黄金マンネと手を触れあえる…!?」と動揺したヲタクは待機時間ずっとヘルマン・ヘッセの「知と愛」を読んでいました。とても滑稽な図だと思います。
ちなみにヘッセは面白いです。
やっぱりはがしが速くて秒で終わったんだけど、グクが名札を瞬時に見て「お~(本名)さん~!」って言ってくれただけで「生きててよかった」って思ったからヲタクって単純だよね。

★CROSS GENE HISTORY BOX 特典会

推しと2ショット写真+サイン+握手なんて…なんて豪華な特典会…。
「寒いけど何時間待ってるの?」って聞かれて答えたら「えっ!そんなに!?」って驚かれて。
手冷たくてごめんね~って言いながら握手したら「大丈夫!ぼくあたためます!」「カフェとかで暖かくして待ってて!」とか言ってくれて紳士すぎて泣けた…接触ってすごい…。



こんな感じでした。心は仕事で壊れましたが推しのおかげでなんとか生き延びることができました。
来年は心を元気にさせて推し活をしたいです。
今のところKポの推しの生誕祭は決まったけど、俳優の推しの新しい仕事の発表が何もないのが心配です。
舞台に立つ推しが今年沢山観れた分、情報が何もないとさみしいよ~。

推しは永遠ではない─キム・ジョンヒョンくんへ

永遠なんてものはない。
もちろんわたしたちの推しも永遠ではない。いつか彼らの活動が終わるときがくる。
これは多分、当たり前のことだ。
ジャニーズJr.を応援していた頃からそう思っていた。
それは俳優を応援し出してからも変わらず、いつか辞めてしまうかもしれないその時までそのひとを後悔せず応援したい。そう決めていた。
実際Jr.の担当はデビューできずに辞めたし、若手俳優推していた子も芸能界を去った。
長い間色んなヲタクをしている中で、沢山別れがあった。
でも、こんな形で別れるなんて思いもしなかった。


K-POP推していたグループの一つ、SHINeeのメンバーであるジョンヒョンが亡くなった。
ニュースで報道されてるように、自死を選んだとのこと。

ニュースが入ってきたのは丁度他のK-POPのグループの接触会があり、2泊3日の東京遠征から帰って来たところだった。
疲れてうたた寝をしたあと、Twitterを開いたらジョンヒョンのニュースが飛び込んできたのだ。
接触会を終え幸せだったわたしは、一気に絶望に叩き落とされた。


最初は「嘘だろ」としか言えなかった。
だって、彼らは3日前に日本でのドームコンを発表したばかりだったから。
それまでのわたしは、「ドームコン、生で5人を見られるんだ。9月のドーム行けなかったから今度こそ行きたいけどチケット取れるかな?」と呑気に考えていた。
ああ、その「生で5人を見られる」ということはもうできなくなってしまった。

わたしは「死」と向き合うということを体験したことがない。
幸いなことに身内や友達がみんな健康に生きてくれている。
だから、今回「死」と向き合うことがはじめてだった。
まさか、それが好きなアーティストだなんて考えもしなかった。

公式から正式に発表があった後はもう涙が止まらなくて過呼吸になって、あまり眠れなくて、今日はご飯も喉を通らなかった。
もうジョンヒョンが「いなくなった」、その現実がうまく飲み込めなかった。


SHINeeを知ったきっかけは、去年のFNS歌謡祭だ。
なんとなく名前は知っていたが、彼らのパフォーマンスを見るのはそのときがはじめてだった。
それまでわたしはK-POPにどことなく嫌悪感を抱いていた(今ではそれをとても恥じている)。
彼らが「Everybody」をパフォーマンスしているのを見たとき、感動したことは今でも覚えている。
ダンスも歌もすごくかっこよくて、衝撃的だった。
まるで身体に雷が走ったようだった。

それから違うK-POPのグループにはまり、流れるようにSHINeeも聴くようになった。
やはり彼らの圧倒的な歌唱力、そしてダンスパフォーマンスは鳥肌が立つくらいだった。
その中で、わたしは特にジョンヒョンとミンホが好きだった。
ミンホは爽やかなルックスでラップを軽やかに歌うところが好きだ。
そして、ジョンヒョンはなにより彼の歌声が好きだった。
高く、そしてどこまでも飛んでいきそうな澄んだ彼の歌声が。
その歌声は、もうCDでしか聴けることはない。
彼の生の歌声は、もう一生聴けない。

わたしはSHINeeを知ってから日が浅い。
他のシャヲル(SHINeeのファン)の皆さんの悲しみの方が深いに違いない。
こんな所謂茶の間がこんなことを言うのは申し訳ない。
それでも、悲しくて悲しくてたまらないのだ。
なにか文章を書かないと気が済まないのだ。
どうかこんなわたしを許してください。


ジョンヒョンの遺書の和訳はTwitterで回ってきた。
彼の苦しみのほんの一部分だけど、それが綴られていて、読むだけで涙が止まらなくなった。

私は中(心)から故障した。
ゆっくり僕をかじって食べた憂鬱は、最終的に僕を飲み込んで僕はそれに勝つことができなかった。

もう他に何を話せと。ただお疲れ様と言って。
これぐらいしたら良くやったんだと。苦労したねって言って。


※引用させていただきました。問題があれば削除いたします。


なんだかもう、上手く言えないけど。
ジョンヒョンの気持ちはわたしにはこれっぽっちもわからない。
彼が自死を選ぶほど追い詰められていたということさえ知らない。

ねえジョンヒョン、わたしは今後悔ばかりしているよ。
9月のドームコン、チケットをなんとか探してあなたを見ていればよかった。
そしてもっと早くSHINeeのことを知っていれば、そしてK-POPへの偏見なんかなければもっとあなたのことを応援できたのに。
苦しんでいたのを知らなくてごめんね。
今まで頑張ったんだよね。辛かったよね。
あなたがどんなに苦しんだか、わからないことがもどかしいよ。

わたしはまだ覚悟がないから、冥福を祈ることなんてできない。
お疲れ様、ゆっくり休んでなんてことも言えない。
こんなことを言っておいて、やっぱりまだ彼がいなくなった事実をどこかで受け入れられないんだと思う。

でも今、これだけは言います。
あなたの歌声を、あなたを愛しています。今までもこれからも。


推しとの別れは突然来ることが多い。
もしかしたらこんな、ジョンヒョンのようなケースもないとは言い切れないかもしれない。
それでも、別れが来るまでわたしは推したちを応援し続ける。
後悔しないように。
そう、強く思う。


最後に、ジョンヒョンくんへ。

君からもらった空の色
風に吹かれ歩いてゆく
君から学んだその後で
僕は何を返すんだろう
逢いたいよ

夢からさめてしまわないように
夢の先の事を考えて泣くのはもうやめておこう

夢からさめてしまわぬように - syrup16g - 歌詞 : 歌ネット

11月まとめ

◆11月の舞台
関数ドミノ

関数ドミノ/真壁薫という人物とは? - 君を夏に喩えた

結局あのラスト、どちらとも取れるような感じだったけど、やっぱり真壁はあの瞬間ドミノではなくなったような気がするなぁ。*1
SFだけど、とっつきにくさがなくてよかった。


◆11月のライブ
GRAPEVINE Tour2017 @NHK大阪ホール

今年は5月、9月、10月、11月とGRAPEVINEのライブによく行った年だった*2
総括するととてもよかった。
10月も神戸でのライブに行ったんだけど、それから一ヶ月経ってぐるりと進化した気がする。
20周年なのに進化が止まらないバンドだな、GRAPEVINEって。

20周年だけど特に変わらず新しいアルバムを出してコンスタントにツアーをやっているのがとても彼ららしいなと思う。
でもそのアルバムの1曲目の「Arma」は20周年を祝うような歌詞で、そんな感じで曲で20周年を祝うのもとても彼ららしい感じがする。

例えばほら
きみを夏に喩えた
武器はいらない
次の夏が来ればいい

「Arma」の中のこの歌詞が、きっと今のGRAPEVINEのスタンスであり武器なんだろうと思う。
それならわたしも次の夏が来るように、祈ろうと思う。


最後にどうでもいいけど、アンコールの最後で「指先」を演奏していて、「指先」をよく聞いていた受験生時代を思い出して少しセンチメンタルになった。*3
なつかしいな。


◆近況
鬱が進んでいる。ような気がする。
休職した最初は毎日歩いて運動しようと思っていたのに、頭がしんどくてどうも最近は出不精になりつつある。
休職前に取っていた今月のライブも舞台も最初行きたくないなんて溢していた*4
今日も推しの舞台があって今新幹線に乗っているけど、すごく行きたくない。
行くって決めたから新幹線に乗っているんだけどさ。

精神が不安とか苛々で落ち着かなくて、薬が飲みたくてたまらない。
頓服も用意されてて毎日飲むけど、たまらなくなって処方されたまま残っている精神薬を何錠か一気に飲むこともたまにある。
その度に記憶はだいぶ飛ぶし、親は怒るし悲しむしでやめなきゃとは思うんだけど、薬飲みたくてたまらないからまたするんだと思う。

死にたいと今は思いつつある。
趣味をしている時間はもちろん楽しい、けどそのあと急激に死にたくなる。
早く死にたすぎてたまらない。
精神薬いっぱい飲んだら死なないかな。胃洗浄で済むだろうな。
そんなこんなで死ぬ勇気はやっぱりあまりなくて、結局はただの臆病だなぁと思う。
休職せずに、倒れるまで働いてたら死ねたかなぁ。


・手帳
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MDノートダイアリー| 2018年 手帳・ダイアリー(スケジュール帳)|ミドリ オンラインストア

とか暗いこと言いながら来年の手帳を買った。
手帳を買うってすごい明るいことだと思う。*5
11月になると「あ、手帳買わなきゃな」って思って、自然と手に取ってただけなんだけど。
今年もミドリのMDノートダイアリー。

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いつか前にエントリで書いたかもしれないけど、こんな感じでマンスリーのところに余白があるので、行きたい舞台とかほしいCD・DVD・本とかをメモしてる。
とにかくこの余白がとても便利なので、かれこれ3年くらい使ってる。
しかしこの画像、小さい字が書けないのでひたすらに字が下手くそだな。

きっとこのままじゃ再来年もミドリのMDノートダイアリーかな。大変気が早いけど。
なにか他にいいものがあれば教えてほしいです。


・読書
最近はずっとしていなかった読書をするようになった。
なので読書メーターも始めてみた。

11月の読書メーター
読んだ本の数:12
読んだページ数:3489
ナイス数:0

子どものための哲学対話 (講談社文庫)子どものための哲学対話 (講談社文庫)
読了日:11月01日 著者:永井 均,内田 かずひろ
コミック版 姑獲鳥の夏(上) (講談社文庫)コミック版 姑獲鳥の夏(上) (講談社文庫)
読了日:11月01日 著者:志水 アキ
コミック版 姑獲鳥の夏(下) (講談社文庫)コミック版 姑獲鳥の夏(下) (講談社文庫)
読了日:11月01日 著者:志水 アキ
いちまいの絵 生きているうちに見るべき名画 (集英社新書)いちまいの絵 生きているうちに見るべき名画 (集英社新書)
読了日:11月04日 著者:原田 マハ
マクベス (新潮文庫)マクベス (新潮文庫)
読了日:11月07日 著者:シェイクスピア
砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない  A Lollypop or A Bullet (角川文庫)砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない A Lollypop or A Bullet (角川文庫)
読了日:11月11日 著者:桜庭 一樹
コミック版 狂骨の夢(下) (講談社文庫)コミック版 狂骨の夢(下) (講談社文庫)
読了日:11月14日 著者:志水 アキ
コミック版 狂骨の夢(上) (講談社文庫)コミック版 狂骨の夢(上) (講談社文庫)
読了日:11月16日 著者:志水 アキ
ヘルダーリン詩集 (岩波文庫)ヘルダーリン詩集 (岩波文庫)
読了日:11月22日 著者:ヘルダーリン
ガラスの街 (新潮文庫)ガラスの街 (新潮文庫)
読了日:11月23日 著者:ポール オースター
エンジェル・エンジェル・エンジェル (新潮文庫)エンジェル・エンジェル・エンジェル (新潮文庫)
読了日:11月24日 著者:梨木 香歩
プシュケの涙 (メディアワークス文庫)プシュケの涙 (メディアワークス文庫)
読了日:11月29日 著者:柴村 仁

読書メーター


休職していると時間が余りすぎるので。
でもあんまり頭が働いていないのかたまに内容が入ってこないことがある。
なので好きだなって箇所(科白)をメモに書き取るということをしている。
そのときはちゃんと頭に言葉が入っているようで、なんとなく嬉しい。


10月末?くらいに読んだ『エレウテリア』の科白が異様に好きだったので、最後に載せておきます。

ヴィクトール:僕はいつも自由になりたかったんです。どうしてかわからない。それが、自由であるということがどういう意味なのかもわからない。爪を全部はぎ取られても、言うことはできないでしょう。でも、言葉からは遠いけれど、それがなんなのかは知っている。いつも望んできた。今も望んでいる。望むのはそれだけです。

*1:一緒に観劇した母も言ってた

*2:9月はアルバムのリリパ

*3:近所のイオンのフードコートでバイン聴きながら勉強してた

*4:結局説得により行った。よかったけどそのあとの精神状態は悲惨だった

*5:なんとなくだけど、来年のことをちゃんと考えてるから明るいなって。

関数ドミノ/真壁薫という人物とは?

関数ドミノ、兵庫公演千秋楽観に行きました。
めちゃくちゃネタバレしているのでご注意ください。
先にネタバレでもどうでもない感想を書いておくと、千秋楽だったので最後のカーテンコールで紙吹雪が舞ってきたんですが何故か超大量でキャストの皆さんにドバーッ!ってかかってたのが超面白かったです。


STORY

とある都市で、奇妙な交通事故が起きる。
信号のない横断歩道を渡る歩行者・田宮尚偉(池岡亮介)のもとに、速度も落とさず車がカーブしてきた。
しかし車は田宮の数センチ手前で、あたかも透明な壁に衝突したかのように大破する。
田宮は無傷、運転手の新田直樹(鈴木裕樹)は軽傷で済むが、助手席に座っていた女性は重傷を負ってしまう。
目撃者は真壁薫(瀬戸康史)と友人の秋山景杜(小島藤子)、左門森魚(柄本時生)の3人。
事後処理を担当する保険調査員・横道赤彦(勝村政信)はこの不可解な事故に手を焼き、関係者を集めて検証を始める。
すると真壁が、ある仮説を立てるのだった。
その調査はやがて、HIV患者・土呂弘光(山田悠介)、作家を目指す学生・平岡泉(八幡みゆき)、真壁の主治医・大野琴葉(千葉雅子)をも巻き込んでいく。
はじめは荒唐無稽なものと思われた仮説だったが、それを裏付けるような不思議な出来事が彼らの周りで起こり始める――。

kansu-domino.westage.jp


真壁の仮説とは、森魚がドミノで事故の瞬間「田宮が助かるように」と願ったからだというもの。
ドミノとは本心で思ったことが現実に起きてしまう(ただしそれは期間があるため期間限定の神なのである)存在。
そしてその周りはドミノの犠牲になるかのように調整されていくということ。

事故の目撃者である森魚はそのドミノなのだという仮説を立て、真壁はエイズ感染者の土呂を送って実験をしていく。
破天荒な仮説だけど、数々の真壁の演説によりそれはなんとなく現実味を帯びてくる。
けれど真壁の主治医である大野が言うドミノ幻想(ドミノという存在を立て現実逃避をする)という考えも立てられ、ドミノは本当にあるのかどうか客席はどんどん翻弄されていき、そのハラハラ感が面白かった。

「治って欲しい」と森魚に思って欲しいとせがむことで土呂のHIVウイルスは消え、森魚はいよいよ本当にドミノであるかのように思えてくる。
でも結局ドミノは森魚ではなく、森魚がドミノであるようにと信じていた真壁自身がドミノだった(余談だけど、結構このオチは最初の方から読めたかも)。
願っていた、また信じていたものはとても近くに、むしろ自分にあった。
でも劇中にもあった通り、彼は今まで何かするに当たってどこかで諦めていた。
だから今まで気づかず、そこに偶然起きた事故で森魚という人物にドミノの可能性を見出だし、彼がドミノであるようにと信じたから森魚がドミノであるような出来事が起こってしまった。


最後、ドミノであることを信じられず錯乱する真壁により傷つき倒れた秋山のことを、ドミノで救えるのか救えないのかわからずじまいに幕は閉じてしまう。
劇中の人物は、真壁により最初受け入れなかったドミノという存在を受け入れやがて信じるようになった。
でも、最後になってその真壁がドミノを受け入れられなかった。
今まではドミノという存在によってネガティブな存在な自分をドミノの犠牲になった自分として肯定していたからではないか。
その存在だった自分が正反対のドミノになってしまったのだから、今までの自分が崩れ去ったようなものなのかもしれない。

きっと、ドミノということに気づいてしまってもその事実を受け入れられなかったらあのまま秋山のことは救えないだろう。
そして、もしかしたらドミノを受け入れられない時点で真壁はドミノではなくなるのではないだろうか。
この話で大切だったのは信じること、受け入れること。そして諦めないことだったように思う。
そして、どれもできず諦めてしまうなら真壁は最後の最後で本当のネガティブな存在になってしまうのだろう。
真壁はドミノという存在でもあり、ある種ドミノの被害者でもあると言ってもいいかもしれない。


「大切なのは信じること」現実にも通じる教訓のようなシンプルなそれを、SFの世界でかなりおもしろく表現されていました。
ちょっとゲスいけど自分をドミノの犠牲者として逃避する揺らぎのある真壁がそこにいて、瀬戸くんってすごい役者だなぁって思った。
あと、柄本さん演じる森魚のどこか飄々とした感じがまさに無自覚の「期間限定の神」のようでとてもはまり役だった。
あと山田くんの土呂。
森魚にエイズが治って欲しいと思うことを詰め寄るシーンは物凄く迫力があって、「狂信的」という言葉が合っていた。
その他のキャストさんもそれぞれのキャラクターに合っていて、かなり満足した舞台でした。

2014年版は2009年版、そして2017年版と違って救いがないらしいけどそれも観てみたいなぁ。
また再演があれば行きたいかも。
あと、他のイキウメ作品も観てみたい。

雨男たちのクリスマス

26日の公演観てきました。
何気に初めての朗読劇だった。


カフェで繰り広げられるクリスマスに纏わる小話…なんですけど、初台DOORSという小さなライブハウスでやるからこそのあったかさっていうのがありましたね。
ギターの生演奏も、芝居を邪魔しない程度に飾る感じで心地よかった。

お話は四つあって、その内三つは匠馬さん演じる磯貝の空想。
平田さん演じる男手一つで子供を育てるサラリーマンのお話、大薮くん演じる既婚男と不倫している男の子の話、平田さん大薮くん二人が演じる独身男たちの話。
そして最後、現実のカフェでの匠馬さん演じる磯貝の話。
この構成がちょうどいいバランスでよかった。
全部現実っていうのもちょっと重苦しい気がするし、かといって全部空想だとリアリティがなくてつまらないもんね。
あとその空想もどこか現実に繋がっているのが最後の話でわかるんだけど、それもまたよかったな。
空想も現実も全部あたたかい話で、心があったかくなりました。
最初は「クリスマス早くない?」って思ってたけど、なんか見終わった後は久々にクリスマスが待ち遠しくなった。


・平田さん
くたびれたサラリーマン似合うな~。
笑うと顔がくしゃってなるタイプに分類されると思うんですけど、それのおかげか余計似合ってた。
前彼を見たのは遠い夏のゴッホだったので結構やんちゃというか一匹狼みたいなおらついた役だったんですけど、今回は子育てに奔走する父親だったりももクロが好きな独身男だったりしたので、演技の振り幅がかなり大きいなって思いました。
そういやTRUMPでもクールな臥萬里おじさんと長崎弁ピエトロの演じ分けすごいな!と思ったわ。

大薮くんと二人でももクロ歌うシーンがあるんだけど、あの時のはしゃぎっぷり(?)よかったな。
大薮くんに「二番サビはぼくに!」ってサインする仕草とかが可愛くて思わず笑ってしまった。


・アイルくん
ナンバカのイベントで見たことあるけど、改めてめっちゃスタイルいいな!?
カフェのウェイタースタイルがとても似合っていました。
物語が終わったあとに訪れる現実の世界でしかほぼ出てこないので出番は結構少ないけど、演じているキャラクターとアイルくん自身が強烈(誉めてるつもり)だったのでかなり存在感がありました。

舞台の最初にアイルくんが出てくるんだけど、ギターの方にするサインや話し出しってアドリブだったのね。
26日17時の回、開口一番「外国(ヨーロッパ?)でのサンタは日本でのなまはげと同意義」っていうよくわからないトリビアを披露したのは笑ってしまった。

欲を言えばもっと見たかったな~!
彼が主人公になる空想の物語も見たかった。


・大薮くん
この中では唯一はじめましての人だった。
お名前もこれで知ったのでほんとに無知で申し訳ないんですけど、あっ演技上手いな~いいなぁって思いました。
平田さん主人公のサラリーマンのお話で、主人公の息子(五歳)を演じていてすごく可愛かった。
サンタさんのプレゼントで駄々こねるんだけど、も~それが可愛いんですよね。
大薮くん演じる息子のためならいくらでも奔走するよって感じ。

あと彼が主人公を演じる二話目、嫁と子供が待ってるからっていう男に最初はわがまま言っちゃうんだけど、最後は(配達のバイトサンタを巻き込みながら)笑顔で送り出してあげるっていう姿、切ないけどいじらしかったな。
その次の話(二人の独身男の話)で突然ももクロ歌い出した時はびっくりしたけど。
さすがテニミュ出身者というか、歌上手いな。
そういやこのカンパニー、何気にテニミュ出身者多いな…?


・匠馬さん
推しなので最後に。
最近はいつも主人公を支える立場で舞台に立っていたので、ストーリーテラーの役がある意味新鮮でした。

彼が演じる磯貝の空想という体で3つの物語が繰り広げられるため匠馬さんはほぼ舞台にいるんですけど、他の人たちが演じている間メニュー(台本)に目を落としている姿がすごく似合っているなって思いました。
なんていうか、大人の男って感じで…ってすごく上から目線だな?

ストーリーテラーの他に空想物語に出てくるモブ(店員とか)もやるんだけどすごいコミカルで、磯貝の時は結構静かに語ってる反動もあってか面白かった。
やっぱり演じ分けってすごいな。

匠馬さん、声優やってることもあってか滑舌も良くてとても聞きやすいから、またこういった朗読劇に出てほしいな~。
聞いてて心地いいし。
それにストレス無しで台詞が聞けるひとって本当に貴重な存在だと思う。
それに何より演技が好きだから、また早く舞台での演技が見たいなって改めて思いました。
次は桃山だ~!正直不安だけど!



都合で二回しか観られなかったけど、もう一回観たかったなって思えるとてもいい朗読劇でした。
また朗読劇行ってみたいな~。

ヲタクにとって環境は大事という話

実家住みのヲタクって、親の理解がないと難しそうなイメージがある。
遠征が必要な地方は特にそうだと思います。
ということで実家住みのヲタクです。話題に乗っかります。


親になんて伝える? - 推しをちゃんと推せるように


もうバラしてます。
俳優の名前まではバラしてないけど、片方の推しが俳優とか声優やっててもう片方の推しK-POPだよくらいは言ってる。
名前を言っても絶対覚えないしな。


ちなみに親はヲタクごとにかなり理解があります。
自分でもめちゃくちゃ恵まれている環境にいると思う。
ということで簡単に両親の話↓


◆母
・もはや恐れ多すぎてヲタクとは呼べないくらい筋金入りの某作品の大ファン
・会社員時代はヅカヲタで、一作品につき十数公演観たことがあるらしい(果たしてこれは軽い方なのだろうか)


◆父
・色々と趣味が多くて未だに謎
・PC(ネット)系に結構詳しい
・出張やら東京赴任などのおかげである程度東京に詳しい
娘に甘い(重要)


母はヅカヲタのおかげで観劇自体は今でも好きなようなので、たまに誘ったりしています。
今度は関数ドミノ観に行くよ。
劇場も結構知っているので、はじめてのところだと教えてもらったり。

また、昔東京へ遠征したこともあるそうなので遠征への理解があります。
基本的に趣味にお金を惜しまない人なので、この舞台行きたいなーどうしようって言うとまず「後悔したくないなら行くべき」って返ってきます。


父も趣味に関してかなり寛容なので、基本的にとやかく言いません。
リビングにパンフレットを置いてたらいつの間にか読んでることもあるけどね。

父には交通手段の相談に乗ってもらうことが多いので、基本的に遠征時もそうじゃない時もどこに行くか伝えます。
あと社会人ながらなぜかまだ門限が存在していることもあり、どこに出掛けるかとか何時に帰るか、目的を言わなきゃ駄目なんです。
まあ門限って言っても理由を伝えたら延長してくれるガバガバなやつなんですけど。
なので気が楽です。たまに遅いときは迎えに行く!って怒られるんですけど。
でも最寄りまで歩きでも10分もかからないからね。


こんな感じかな。とても楽です。
ナメプすぎて参考にできないくらいなのでは…。
基本的に親が理解があるならヲタ活もしやすいと思います。
もちろん他の環境(仕事や住んでいるところ)も大事だけども…。
私は親の理解・地域まではクリアしてるんですけど何しろ仕事がクソなので、快適かつ円満なヲタクライフを送りたいものですね。