きらきらカーテン

一人の病気ヲタクの備忘録

11月まとめ

◆11月の舞台
関数ドミノ

関数ドミノ/真壁薫という人物とは? - 君を夏に喩えた

結局あのラスト、どちらとも取れるような感じだったけど、やっぱり真壁はあの瞬間ドミノではなくなったような気がするなぁ。*1
SFだけど、とっつきにくさがなくてよかった。


◆11月のライブ
GRAPEVINE Tour2017 @NHK大阪ホール

今年は5月、9月、10月、11月とGRAPEVINEのライブによく行った年だった*2
総括するととてもよかった。
10月も神戸でのライブに行ったんだけど、それから一ヶ月経ってぐるりと進化した気がする。
20周年なのに進化が止まらないバンドだな、GRAPEVINEって。

20周年だけど特に変わらず新しいアルバムを出してコンスタントにツアーをやっているのがとても彼ららしいなと思う。
でもそのアルバムの1曲目の「Arma」は20周年を祝うような歌詞で、そんな感じで曲で20周年を祝うのもとても彼ららしい感じがする。

例えばほら
きみを夏に喩えた
武器はいらない
次の夏が来ればいい

「Arma」の中のこの歌詞が、きっと今のGRAPEVINEのスタンスであり武器なんだろうと思う。
それならわたしも次の夏が来るように、祈ろうと思う。


最後にどうでもいいけど、アンコールの最後で「指先」を演奏していて、「指先」をよく聞いていた受験生時代を思い出して少しセンチメンタルになった。*3
なつかしいな。


◆近況
鬱が進んでいる。ような気がする。
休職した最初は毎日歩いて運動しようと思っていたのに、頭がしんどくてどうも最近は出不精になりつつある。
休職前に取っていた今月のライブも舞台も最初行きたくないなんて溢していた*4
今日も推しの舞台があって今新幹線に乗っているけど、すごく行きたくない。
行くって決めたから新幹線に乗っているんだけどさ。

精神が不安とか苛々で落ち着かなくて、薬が飲みたくてたまらない。
頓服も用意されてて毎日飲むけど、たまらなくなって処方されたまま残っている精神薬を何錠か一気に飲むこともたまにある。
その度に記憶はだいぶ飛ぶし、親は怒るし悲しむしでやめなきゃとは思うんだけど、薬飲みたくてたまらないからまたするんだと思う。

死にたいと今は思いつつある。
趣味をしている時間はもちろん楽しい、けどそのあと急激に死にたくなる。
早く死にたすぎてたまらない。
精神薬いっぱい飲んだら死なないかな。胃洗浄で済むだろうな。
そんなこんなで死ぬ勇気はやっぱりあまりなくて、結局はただの臆病だなぁと思う。
休職せずに、倒れるまで働いてたら死ねたかなぁ。


・手帳
f:id:Oryzias_07:20171122232048j:plain

MDノートダイアリー| 2018年 手帳・ダイアリー(スケジュール帳)|ミドリ オンラインストア

とか暗いこと言いながら来年の手帳を買った。
手帳を買うってすごい明るいことだと思う。*5
11月になると「あ、手帳買わなきゃな」って思って、自然と手に取ってただけなんだけど。
今年もミドリのMDノートダイアリー。

f:id:Oryzias_07:20171201171503j:plain

いつか前にエントリで書いたかもしれないけど、こんな感じでマンスリーのところに余白があるので、行きたい舞台とかほしいCD・DVD・本とかをメモしてる。
とにかくこの余白がとても便利なので、かれこれ3年くらい使ってる。
しかしこの画像、小さい字が書けないのでひたすらに字が下手くそだな。

きっとこのままじゃ再来年もミドリのMDノートダイアリーかな。大変気が早いけど。
なにか他にいいものがあれば教えてほしいです。


・読書
最近はずっとしていなかった読書をするようになった。
なので読書メーターも始めてみた。

11月の読書メーター
読んだ本の数:12
読んだページ数:3489
ナイス数:0

子どものための哲学対話 (講談社文庫)子どものための哲学対話 (講談社文庫)
読了日:11月01日 著者:永井 均,内田 かずひろ
コミック版 姑獲鳥の夏(上) (講談社文庫)コミック版 姑獲鳥の夏(上) (講談社文庫)
読了日:11月01日 著者:志水 アキ
コミック版 姑獲鳥の夏(下) (講談社文庫)コミック版 姑獲鳥の夏(下) (講談社文庫)
読了日:11月01日 著者:志水 アキ
いちまいの絵 生きているうちに見るべき名画 (集英社新書)いちまいの絵 生きているうちに見るべき名画 (集英社新書)
読了日:11月04日 著者:原田 マハ
マクベス (新潮文庫)マクベス (新潮文庫)
読了日:11月07日 著者:シェイクスピア
砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない  A Lollypop or A Bullet (角川文庫)砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない A Lollypop or A Bullet (角川文庫)
読了日:11月11日 著者:桜庭 一樹
コミック版 狂骨の夢(下) (講談社文庫)コミック版 狂骨の夢(下) (講談社文庫)
読了日:11月14日 著者:志水 アキ
コミック版 狂骨の夢(上) (講談社文庫)コミック版 狂骨の夢(上) (講談社文庫)
読了日:11月16日 著者:志水 アキ
ヘルダーリン詩集 (岩波文庫)ヘルダーリン詩集 (岩波文庫)
読了日:11月22日 著者:ヘルダーリン
ガラスの街 (新潮文庫)ガラスの街 (新潮文庫)
読了日:11月23日 著者:ポール オースター
エンジェル・エンジェル・エンジェル (新潮文庫)エンジェル・エンジェル・エンジェル (新潮文庫)
読了日:11月24日 著者:梨木 香歩
プシュケの涙 (メディアワークス文庫)プシュケの涙 (メディアワークス文庫)
読了日:11月29日 著者:柴村 仁

読書メーター


休職していると時間が余りすぎるので。
でもあんまり頭が働いていないのかたまに内容が入ってこないことがある。
なので好きだなって箇所(科白)をメモに書き取るということをしている。
そのときはちゃんと頭に言葉が入っているようで、なんとなく嬉しい。


10月末?くらいに読んだ『エレウテリア』の科白が異様に好きだったので、最後に載せておきます。

ヴィクトール:僕はいつも自由になりたかったんです。どうしてかわからない。それが、自由であるということがどういう意味なのかもわからない。爪を全部はぎ取られても、言うことはできないでしょう。でも、言葉からは遠いけれど、それがなんなのかは知っている。いつも望んできた。今も望んでいる。望むのはそれだけです。

*1:一緒に観劇した母も言ってた

*2:9月はアルバムのリリパ

*3:近所のイオンのフードコートでバイン聴きながら勉強してた

*4:結局説得により行った。よかったけどそのあとの精神状態は悲惨だった

*5:なんとなくだけど、来年のことをちゃんと考えてるから明るいなって。