突然SUPER JUNIORにハマった
タイトル通り、SUPER JUNIORにハマっている。
今日はそんなSUPER JUNIORに唐突にハマった経緯をしていこうと思う。
SUPER JUNIORとは
去年15周年を迎えた韓国のアイドルグループ。
アイドルが短命と言われる韓国ではかなりベテランである。
K-POPヲタクなら何人か見たことがあるかもしれない。
例えば真ん中で胡坐座りをしている人物はK-POPアイドルの登竜門である「週刊アイドル」という番組でZE:Aのグァンヒと一緒にMCを務めているウニョク。
また、ソファに座っている左から三番目の人物は学校風のスタジオでお馴染み(?)「知っているお兄さん」という番組のレギュラー、ヒチョルだ。
また、ドラマで活躍しているシウォン、いろんな番組でMCとして活躍しているイトゥクなんかも、名前は知らないけどどこかで見たような……と思ったかもしれないあなた。
そう、多岐に渡って彼らは活躍している。
アイドルとして長いのは、グループとしてはもちろん個人の名前が有名だからかもしれない。
一応箱推しを自称しているが語彙力が無いので、筆頭を二人紹介しておく。
リョウク
自分がSUPER JUNIORを知るきっかけになった人物、それがリョウクだ。
「狂炎ソナタ」というミュージカルでWキャストで主人公Jを演じていたのである。
彼のJはオンラインでしか観たことがないが、オンラインでも心が死ぬほどに迫力のある演技、そして歌声だった。*1
そんな彼はメインボーカルで、何回も言うがめちゃくちゃ歌が上手い。
そして愛嬌をやればピカイチだ。
本当に兵役に行ったのか?彼を知ったのが除隊直後なので正直疑っている。
ドンへ
「みんなの彼氏」という異名を持つ。
なんとなくだが、「ドンへの顔が好き」「かっこいい」という人を沢山見かけるような……。
わかる、めちゃくちゃドンへの顔が好きだしかっこいいという感想めちゃくちゃわかる。
でも正直自分はかわいいという感想しか抱かない。
そもそもアイドルにあんまりかっこいいという感想を抱かない気がするが、それは違う話になりそうなのでやめておく。
メインダンサーの一人で、自分は同じくメインダンサーでありめちゃくちゃダンスが上手いウニョクの踊りが好みなのだが、ドンへの踊りも上手いし好きだったりする。
……長くなったが、ここから好きになった経緯を書き記していこう。
そもそもの自分の前提
・元CROSS GENEのイ・セヨンが好き(卒業した今もクソデカ感情を抱いている)
・SMエンターテイメントはSHINeeから入ってEXO→(以下略)の順に好きになっていった
・SUPER JUNIORはもう疎遠になってしまった中学時代の友達が好きだった
・Mr.Simpleなどの有名曲は聴いたことあるな……という感じ
2019.8ーーSMTでの出会い
その一年前、SMTがせっかく地元の大阪でやっているというのに労働が重なり、またあまりグループを知らなかったため行くのをやめた。
しかし2019年、輪をかけてミーハーになってしまった私は、SHINeeならなんとかわかる母を連れ地元の映画館までライブビューイングを観に行った。
SMTではNCT系列やEXO、SHINeeはもちろん、Red Velvetや少女時代テヨン、BoAなど沢山のアーティストがステージを盛り上げた。
特にf(x)は三人ではあったけれど、4 Wallsなど私が女性グループを聴くきっかけになった曲も歌ってくれた。
さて、グループのステージの前にはグループの紹介VCRが流れる。
主人公(なのか?)であるNCT DREAMが宇宙を巡るみたいなトンチキ映像である。
SMTが佳境に迫る中、あるVCRが流れた。
NCT DREAMが電車の倉庫のような場所で、ある男性たちに出くわし、怖い形相をした彼らに追われる……というものだった。
何この人たち、怖……。
そんな怖い彼らはまずはBlack Suit、それからUを披露した。
そこでなんとかリョウクを見つけた。
前述の通り、彼のことはなんとか知っていたのだ。
本当はシンドンやヒチョルのことも知っていたことが後でわかったのだが、彼らはそのSMTには出ていなかったので一旦置いておく。
リョウクを見て「かわいいな……本当に兵役に行っていたのか……」と思いつつ、ステージをぼーっと見ていた。
Uが終わった彼らは自己紹介MCに移った。
先に言ってしまうと、他のグループに比べて彼らはものすごく濃かった、濃すぎた。
「皆さんの永遠の馬」「あなたのウニョクがにょくにょくに〜」という謎ワードが飛び交う。
更に「今日は時間がありま〜す!」というイトゥク(だったと思う)の嬉しそうな声に、「いぇ〜い!」と盛り上がるメンバー。
何この人たち、怖……(二回目)
そのハッチャケぶりは、後に登場した東方神起のチャンミンが「彼らが(時間があるということを)知らなければよかった……」と嘆くほどだった。
そんなこんなで衝撃を受けた自分たちは、居酒屋で「SUPER JUNIORすごかったわ……」と言い合いながら焼き鳥を頬張っていた。
そう語り合うだけならよかったのかもしれない。
2019.10ーー母、堕ちる
それから私は労働に追われ、かつ一推しであるセヨンが舞台に立て続けに出ていたため月に一回は遠征する日を送っていた。
そんなある日の夜、よくスマホでYoutubeを見ている母が、突然「これ見て」と動画を見せてきた。
それはSUPER JUNIORがAhora Te Puedes MarcharをカバーしたMVだった。
なに?
どうやら原曲であるルイス・ミゲル氏のMVのパロディらしいが、めちゃくちゃシュールである。
そもそも誰もリーゼントのかつらが似合っていない。
なんなんだ、この人たちは……と思いながら動画を視聴した。
ていうか母、なんてものを見てるんだ……。
そして、彼らがTime Slipでカムバックを迎えた。
まず先行公開されたI think I。
ピアノの音から始まり、その印象的なリズムがピアノから他の楽器に移行しても続く。
それにMVのカメラの撮り方もなかなか面白い。
え、めっちゃいいじゃん!なんて第一印象を覚えている。
そして表題曲のSuper Clap、このアップテンポの曲も最高だった。
またあちこちにPOPが散りばめられている(このウニョクの髪色がまた新鮮だった)MV、良……。
そして踊りもいい。
Dance practice動画はアニメーション効果も入っていて、何度も見たものだ。
そんなこんなでスジュ、いいじゃんと思っていた自分の横で母は見事にハマっていた。
K-POPを受動的に聴いていた母が初めて能動的にK-POPを聴いた瞬間だった。
MV以外の動画を視聴し始めたのもこの頃からだった。
特にASMRの番組、「お母さんが眠ったあとで」のスジュ回は今でも何度も見ている。
CROSS GENEが面白いか面白くないかと言えば難しいのだが、シュールかつ内輪的な笑いで好き嫌い分かれると思うので、初見の人からでも安定した笑いが取れるスジュのバラエティ力には驚いた。
さすが芸人と呼ばれるだけある。
ちなみに7月に渡韓した時はCOEXのミュージアムに行ってもほぼスジュのことはスルーしていたため、12月に渡韓した時無理矢理スケジュールに組み込んで再度ミュージアムを訪問し母のために写真を撮りまくった覚えがある。
また、11月に遠征した際は時間があったためスカイツリーのカフェにも行った。
リョウクのコースター当たらなかったよ〜とTwitterに上げたら、交換ツイートでもないのに交換のリプライがついて泣きそうになったのを覚えている。
ヲタク、怖いね……。
2020ーーSUPER JUNIOR15周年、推しの卒業
2020年は未曾有の事態に見舞われた年だった(そしてそれはこの記事を書いている今も続いている)
推しのスケジュールもほぼ白紙になり、代わりにオンラインファンミーティングが4回開かれた。
そしてスジュもオンラインコンサートを開いたりした。
スジュの方に関してはキツイ頓服を飲みほぼ記憶がないというオチになってしまったが……(アーカイブのおかげでなんとか視聴できた)
奇しくも2020年はスジュが15周年という記念の年だった。
15周年記念のアルバムはなかなか完成されず、今年三月の発売になったわけだがそれは後述する。
そんな延期に延期を重ね、全E.L.F(スジュのファンダム名だ)が待機していた中、アルバムから数曲が先行して公開された。
1曲目はMAMACITAの収録曲であるRaining Spell for Loveのリメイク、3曲目はクリスマスソングのTell Me Baby。
そして2曲目にBurn The Floorという曲。
このBurn The Floorが自分にクリーンヒットした。
ストリングスが響くどこかクラシックを思わせる曲調。
そして白と黒の服に包まれたメンバーたちがライトを使ってダンスを踊る姿。
多分、厨二病を通ったヲタクはハマる確率が高いのではないかと思う。
話は変わるが11月下旬のファンミーティングで推しが11月を持ってCROSS GENEを卒業することを発表した。
お気持ち文は前にこのブログで書いたので、それはそれとして置いておく。
最初はそんなにダメージを受けなかったが、じわじわと毒かのような傷が襲ってきた。
どうすればこの傷を癒やされるのかわからず、薬をオーバードーズしたり、なんの意味もない浪費をしたりと色んな自傷を重ねていった。
そんな中でのBurn The Floorだった。
母には「めっちゃ好きだわこの曲〜」なんてちょけて言っていたが、正直言って泣きたかった。
あのパフォーマンスは、私にとって光だったように思う。
2021.3ーー満を持してのカムバック
推しの傷はなんやかんやで癒えてはいないが、少し収まってきた頃。
三度ほどの延期を重ねてきたカムバックが3月16日に決まった。
それからは怒涛のコンテンツの供給だったと思う。
そもそも15周年で沢山動画が上がったのに、更にコンテンツが来てもう死にそうだった。
まあ、推しのCROSS GENEがカムバックした時ですら供給が多くて死んでいたから、大手事務所のスジュがカムバしたらそりゃ死ぬだろうよ。
ティーザーに沸き立ちながら3月16日を今か今かと待ち続けた。
そして3月16日。タイトル曲であるHouse Partyが公開された。
きらびやかなMVに、タイトル通りパーティーにもってこいの曲調。
突如HIP HOPな曲調に展開し、王のようなヒチョルの登場。
あまりに楽しすぎた。
リョウクは相変わらずかわいすぎるし、前髪を下ろしたドンヘに堕ちた。
特に活動終了時のショー!K-POPの中心でオーバーオールを着たドンヘが優勝だった。
あれで「SUPER JUNIOR、だいすこ……」と素直に言えた。
俺氏、堕ちるーー
そんなこんなで今に至る。
正直中学の頃はSUPER JUNIOR……?(友達の韓国好きの押し付けにドン引き)みたいな顔をしていたので、そんなスジュに堕ちたのは正直今でも信じられない。
まあ、SMエンターテイメントの犬のようなものなので最初からスジュに堕ちる運命だったのかもしれない……。
次回はSMエンターテイメントでTRUMPを考えてみた!乞うご期待!(適当)