きらきらカーテン

一人の病気ヲタクの備忘録

さよなら2014

各ジャンルの総括してたら全体的な総括忘れてたね!?

 

 

1月 JW

8月 劇場版 仮面ライダー鎧武&烈車戦隊トッキュウジャー MOVIE

9月 ジーザスクライストスーパースター(劇団四季のやつ)

11月  GRAPEVINE club circuit2014

     コミックジャック

     美女と野獣

12月   THE LAST -NARUTO THE MOVIE

 

なんだよこれだけかよ~とかお思いでしょうが、これでも行った方だよ!たぶん!

貧乏学生(部活でガチお金が飛んでく勢)はつらいね…。

映画もけっこう観たのに総括忘れてたことに気付いたので、足を運んで観た映画も追加。お気づきでしょうか、いやバレバレか。

 

ということで芸術系には意外と触れることができた一年だったのではないかな~と思います。

一年の衝撃としては、まさかの俳優沼へ転がり落ちていくっていうね…。

俳優だけど同業者の阿久津にハマったのは、今振り返ったらなかなか面白いなあって思います。

ツイッターでいつも「阿久津(憤怒)」ってつぶやいている割には、沼に転がり落ちていく前は


ヘンリー on Twitter: "ヲタクのイメージしかなかったあくつがガチかわいい"

って言ってました。でれてたね。時の変化はこわいね。

 

他に関しては、とにかくストレスでぶっ倒れたりけがしたりで「おいおい厄年は去年だぜ!?」と疑うほどの不調でした。

来年はストレスを抱えることがないようにしたいですね…。

まあどうせストレス社会なんだし、そんな抱負は達成できないんだろうけども~~~~^^^^

友人関係も面倒くさくならないように気をつけたいです。

高校の友人関係はそれが理由でけっこう疎遠になってるきらいがあるので…。

自分を演じるのは本当にだめなことなんだと高校で気づきました。

とかいいつつ大学でも無意識に演じているのかな~と思うとこわいね。

小学校も中学校もそんな自分を演じるなんて滑稽なことはやってなかったのにね。

 

なんだかしんみりしてしまった。よくないよくない。

あ~でもやっぱりおとなになりたくねぇな~。

ほんとにもうすぐ20歳なんだな~~~~。

 

もう紅白も終わろうとしてますね。

よいお年を~!

勝手に2014総括 ~演劇(?)編~

※総括とか言いつつただ今年に見たものについてネタバレ全開で感想だべっているだけです


舞台といっても、DVDで見たものも含まれています。


◆Johnny's 2020 world

初っぱなから演劇ではない。
ジャニーズは演劇ではなかただのエンターテイナーショーと思っています。
とりあえず各自ヲタのお気に入りが活躍すればいいんです、シナリオなんてどうでもいいんです。
ということを改めて思い知らされたショーでした!!!
棒読みだしもうわけわかんねーな!

自担こと千田くんは妖精のシーンで寺西くんとキャッキャしててかわいかったです。
ただこんなやる気無くしそうな舞台でも気を抜かず真面目にしてねと思ったばかりでした。



◆TRUMP

Dステ 12th「TRUMP」 TRUTH [DVD]

Dステ 12th「TRUMP」 TRUTH [DVD]

私を立派な繭期に陥らせてくれました。
本当に気持ちよく絶望できる一作。
笑いの部分などで少し綻びはあるかもしれないけれど、後半の絶望のエンドへのスピーディーな転がりようは気持ちよささえ感じられます。
末満さんお得意の叙述トリックが紐解かれる瞬間の衝撃といったらありゃしない。

山田裕貴/陣内将のWキャストはDVDを購入する前から良い意見しか聞いていなかったのですが、ほんとその通りでした。
アレン/ティーチャークラウスという難しい役を自分のものにしている。
二人のダンスシーンは儚くて美しい。
あのシーンでの、陣内クラウスの山田アレンに対して恐怖を感じているような、それとも山田アレンを噛みたくてたまらないとうずうずしているような、どちらともとれる表情がいい。

そして陣内クラウスを翻弄していく山田アレンが本当に!魅力的!
最後まで純粋さを失わない山田アレンのきらきらしている瞳がDVDでも鮮明にわかりました。
カメラレンズや画面を通したDVDでこれなんだから、舞台だとどうなっていたんだろう。
あのアレンの純粋さや魅力に、クラウスが惹き付けられていくのも納得です。

あと、キャラとしてはラファエロとアンジェリコがめーっちゃ好きです!!
二人の関係は、家族や家系の誇りとかやったらめったら複雑なもので、それへの理解を前提として演じなければいけないっていうまた難しいキャラ。
いやそもそも『TRUMP』ってどのキャラも結構複雑な背景があるから全部難しいのだろうけど。
ていうか素人のわたしが言うことではないんだろうけど。

そんな中、阿久津ラファエロの感情を押さえつけた演技にただただ苦しくなったし、志尊アンジェリコのゲスさに、トッキュウジャーを暫く見ることが出来ませんでした(笑)
二人ともどちらかというと'悪役'として愚かな死を迎えてしまうけれど、お互いの意思を貫いただけなんだよな。
本当に二人とも好きです。
ところでアンジェリコ主人公でラファエロとの確執を描く『COCOON』マダー?

お金がなくてREVERSEを購入できてないので、お年玉もらったら買いたいです。



◆LILIUM 少女純潔歌劇

『TRUMP』のパロディーであり、続編のようなもの。
私が阿久津にハマり、『TRUMP』がすごいらしいと聞いたときにはすでに大阪公演の千秋楽を迎えるか迎えないか…というところでした。
もうちょっと早くに知っていれば当日券並んだのに!バカ!!

内容はもうさすが末満氏としか言いようがないです。VIVA絶望。
予想もつかない叙述トリックに衝撃を受けてしばらく瞬きができなかったです。

正直言っちゃいますと、アイドルということで見くびっていました。懺悔です。
そんなことなかった。彼女たちに本当に頭つけて謝りたい。ごめんなさい。
彼女たちの鬼気迫る演技はただのアイドルとかいうラベリングをすべきではなかった。

マリーゴールドを演じた田村芽実さんはこの役柄のために少し体重を増やしたというエピソードを聞きました。
最近の女性アイドルについて無知に近いため推測で言ってしまうのですが、役柄のため体重を増やすなんて女性アイドルにはあまり見られないことではないでしょうか……役者としての彼女の本気を感じました。

特筆すべきはファルス。
キーパーソンであり、本当に狂ってて悲しい人物。
そんなファルスを工藤遥さんが好演していらして、息を飲みました。
最初は飄々としてて掴み所のないのに、話が進むにつれ彼の中に潜む狂気が見えてくる。
男役というだけでも難しいのに、その様を堂々と演じた工藤さんは確実にMVPです。
いやまあみんなMVPなんだけど!一人挙げるとすれば工藤ちゃんです!

あと同じく男役を好演した中西香菜さんの普段のふんわりとした女の子らしい姿を見て、びっくりしました。
男役の二人ともかっこよすぎて、普段とのギャップがすごい。


◆コミックジャック


とっても近かった~!ど真ん中!良席!
近かったからこそ、阿久津の表情の変化がわかってとても良かったです。

主人公がブラックゲートマンの言葉に誘われるかのようにフラフラとするシーンがあるんですが、その阿久津=麻人の目から感情が無くなっていて。
『TRUMP』や『青空の卵』のせいでしょうか、阿久津はあまり表情にバリエーションがないと思っていましたが、そんなことなかった。
自分の作ったキャラクターに会えて興奮したり、そのキャラクターに翻弄されて困惑したり、ムキになって言い返したり……。
色々な場面で麻人=阿久津の表情がぐるぐる変わっていって、私の見たことない阿久津だ~!と思いました。
おっと新規が何言ってんだとか思わないでくれ!?俳優業界にも新規とか古参とかあるのかは知らないけどね!?

内容もほんとに面白かった!
特に悪役を演じた鷲尾さん、瀬戸さん、健人くんの三人には笑わされました。
健人くんはJr.の時の記憶しかなかったけどコミカルな役を演じきっていて、俳優としても好印象。テニミュ3rdがんばれー!
日々変更されるコミカルな場面もあり、日々のストレスとかどうでも良くなるくらい爆笑した気がします。
キャラクターみんなのコミカルな演技に笑顔になって、最後には心がスカッとする冒険劇でした!



来年はもっと演劇を見たいです~とりあえず3月に最後のサムライと取れたらSPECTERがあるので楽しみ٩( *˙0˙*)۶

勝手に2014総括 ~音楽編~

※総括とか言いつつただ今年に見たり聴いたりしたものについてネタバレ全開で感想だべっているだけです


どこを総括すればいいのかわからなくなってきた感まる見え。
ということで音楽です。


◆ライブ
GRAPEVINE club cuircuit 2014
すげぇよかった。
という陳腐な言葉でしか表現できない自分が歯がゆいね。

最初のふれていたいからVo.田中の声が後ろの方にいた自分を突き抜けていって、びりびりと「バインの音楽が目の前にある」という感触が肌を包み込んだのを忘れません。
あとはONI~CORE。
この2曲の流れが自然すぎて、同じアルバムに収録してたと思ってましたが違ってました。
心を躍動させる流れ、というと違う気もしますが、この流れにすごくわくわくしました。

新曲3曲と指先が生で聴けたからもう満足です。
指先は本当秋冬にぴったりの曲だな~。



◆PVと合わせて聴きたい曲
APOGEE 『Twilight allow』

APOGEE『Twilight Arrow』(from『OUT OF BLUE』) - YouTube

活動休止状態から復活したAPOGEEによる新曲です。
APOGEEといえばスタイリッシュでどことなくシュールなPVで有名ですが(大体よーつべさんにあるのでチェックしていただきたい)、今回のPVもスタイリッシュ。
光と影を上手く使っていてこれぞAPOGEE
怪しげな歌詞もシンセサイザーがスパイスとして効いているメロディーも、APOGEEが帰ってきたぞ!と感じさせる一作です。
APOGEEはPVと一緒に聴くべきバンドだと思いますので是非PVを。
ちなみに私の一押しPVはアヒルです。



Syrup16g 『生きているよりマシさ』

syrup16g - 生きているよりマシさ (MV) - YouTube

相変わらず毒を突いてくる。
変わったといえば、歌詞が回りくどいものからストレートになった点。
「死んでいるよりマシさ 生きているよりマシさ」とかまさにストレートに表している。
それを重苦しいメロディーでしんみり歌い上げるのではなく、あくまで明るい(?)メロディーで歌うんだから、正反対の二つが交わりあってSyrup16gという独特の魅力を生み出していると思います。

そういえば、歌詞には五十嵐の解散後の生活が少なからず反映されているという意見をちらほらと見て納得がいきました。



スマイレージミステリーナイト!

スマイレージ 『ミステリーナイト!』 (S/mileage[A Mystery Night!]) (Promotion ...

『LILIUM -少女純潔歌劇-』を観て一気に興味が湧いて視聴。
『LILIUM』での彼女たちが纏っていたのは、'純潔'という言葉通り白い衣装。
しかしこの彼女たちの衣装は黒を基調とし、露出度もかなり高めで大分衝撃を受けました。
しかもその衣装でガンガン踊るから…なぜかこっちがハラハラしながら見てました。

『LILIUM~』でスマイレージの歌唱力の高さは知っていたのですが(特にめいめいこと田村芽実さん)、このかっこいい曲調に田村さんのパワフルな歌声が合っているんだこれが!
「未来はミステリー」っていうサビの盛り上がりを歌うめいめいの声伸びすぎ!かっこよすぎ!

欲を言えば、『LILIUM~』で観たかななんこと中西香菜さんの歌声もなかなかかっこいいから、ぜひかななんの歌割もください…!



モーニング娘'14 『TIKI BUN』

モーニング娘。'14 『TIKI BUN』(Promotion Ver.) - YouTube

こちらも『LILIUM~』を観たのがきっかけです。
モー娘。は小学生低学年の頃めっちゃ好きでした…なので、実に約10年振りにハマってしまった感じです。

久々に見たモー娘。は違った。かっこいい。
しかもモー娘。独自のダサさは少し残しつつ、それでかっこよさを更にプラスするという新しさ。
なにがってどぅーこと工藤遥さんの可愛さ、かっこよさがヤバイ。

工藤さんは『LILIUM~』でファルスというものすごく重要な役を演じていて、14歳という若さでファルスという狂気を堂々と表現していたのが印象的です。
今回はとてもカメラや歌割りが彼女に重点を置いていて、「これは工藤ちゃんの時代到来時にハマったパターンか…!?」と思ったほどです。
他の方たちもものすごいカッコいい。
12期が増えて新しくなったモー娘'15の歌も楽しみです!

道重さんが卒業されるとのことで、道重さんのことを唄ったカップリング『見返り美人』もよかった。
私は道重さん卒業というタイミングでモー娘。にハマった奴ですが、それでも道重さんはモー娘。にとってターニングポイントを作り上げた方なんだなと思いました。
また、道重さんのソロ『シャバダバ ドゥ~』も、彼女の持っている可愛さを見事に引き出している。
今のモー娘。の魅力はやばい。
今後ともチェックしていきたいアイドルです。



◆私的これははずせない曲
『TRUMP』シリーズの曲多めです。


モーニング娘'14&スマイレージ 『Eli,Eli,Lema Sabachthani?』

『LILIUM~』のオープニングテーマ。
末満健一氏演出の舞台ではキャスト全員が出てくるこれをキャストパレードと呼ぶそうですね。
そりゃ『LILIUM~』の映像と一緒に見られたらもっといいけど、音源だけでも素晴らしい。
さすが末満&和田コンビだなと。

と、いうことで『LILIUM~』の世界観が表現されているダークな曲。
曲名はヘブライ語で「神よ、神よ、なぜ私を見捨てられたか?」という意味らしいですね*1
ということは『TRUMP』シリーズの世界にはヘブライ語や、ヴァンプで信仰されている神があるのか?と考えたのですがまあそれはまとまったら書くとして。

「その手で抱きしめていて 愛を誓う血のくちづけを」のとこのシルベチカ(小田さくら)とマリーゴールド田村芽実)の掛け合いがかっこよくてかっこよくて…!!!
二人の飛び抜けた歌唱力がぶつかり合うこの瞬間は音源だけでも鳥肌が立ちます。



・『TRINITY OF TRUMP』より 『ライネス -thema of TRUMP-』

こちらは『TRUMP』のメインテーマ。
末満氏いわく、登場人物が何か取り返しのつかない過ちを犯してしまったときに流れる一曲とのこと。
新良エツ子氏のどことなく妖しげなソプラノから入るのがまたダークな雰囲気を醸し出している。
韻を踏んでいる歌詞も心地よい。
また、和訳を見るとさらに『TRUMP』の世界に入り浸れます。

ちなみに歌詞は末満氏のブログにあります⇒
「ライネス -thema of TRUMP-」歌詞 :: 末満健一の「愚筆愚考」|yaplog!(ヤプログ!)byGMO



・『Dステ12th TRUMP』より『虜のペンデュラム』

こちらはD2版『TRUMP』のエンディングテーマ。
OPの『星の轍』も大好きなんだけれど、あえてこちらを選曲しました。

『星の轍』『虜のペンデュラム』共にある登場人物の目線で歌詞を書かれたと末満氏は語っていますが、その人物に想いを馳せながら聴いてみるととても胸が痛くなる曲です。

「死を紡ぎ愛を編む」という歌詞がまた『TRUMP』シリーズという世界を上手く描いているんですよ~!
『TRUMP』シリーズって死と愛憎の連鎖で構成されてると思うんですよね…。

ところでサビになると、メロディより一オクターブ下の歌声が聞こえるのは私だけですか。
歌声の持ち主は『shuku・shuku・粛清』を一オクターブ下で歌ったという逸話を持つ池岡くんですか。



・やなぎなぎ 『三つ葉の結びめ』

凪のあすから』第二期のED。
第一期EDの『アクアテラリウム』がとても素晴らしかったので、第二期EDもやなぎなぎさんが担当されると聞いて期待していましたが、やっぱり素晴らしかったです。

アクアテラリウム』が閉鎖的だったのに対して、『三つ葉の結びめ』はそれを破って外に出ていく…というイメージ。
そのイメージが段々ハッピーエンドに向かっていくアニメの展開とうまくマッチしていたなと。
また、やなぎなぎさんの透明な歌声もアニメに合っていました。



GRAPEVINE 『ONI』

MISOGI EP(数量限定 完全盤)

MISOGI EP(数量限定 完全盤)

『MISOGI』をウォークマンに入れて全然聞いてなかったのですが、ランダム再生で流れた曲に衝撃。
急いでMISOGIをループ再生したよね…。

GRAPEVINEはどちらかというとスローテンポの曲が多いでしょうが、これはスピーディー。
まさに最近のロック!っていう感じです(?)
疾走感溢れるメロディに乗って、躍動感のある歌詞が紡がれていく。
メロディーはサビになると一気に解放されるというか、今までモノトーン気味だった色がパッと青色になっていく感じ。
それが爽快感を創り出していて、とても心地よい。

そのサビのメロディーと共に歌われる「そう見る前に跳んだら 二度と戻れない」っていう詞がまたグッとくる。
この歌詞を聴くと一気に宙へ舞う感じがします。
語彙力というか表現力というか、そういう力がないのがとても悔しいのですが、なんていうんだろう…ほんとに跳んで行けそうな感じ。
歌詞には鬼って言葉が何度か出てきますが、私はなんとなく勝手に烏天狗を連想してます。



クロード・ドビュッシー 『前奏曲集1より 沈める寺』

突然のクラシック。

元々ドビュッシーをはじめとしたフランスの印象派と位置づけられる作曲家たちのピアノ曲は好きだったのですが(滝ちゃんねるで岸くんが「ドビュッシーの『メヌエット』をよく弾く」と発言したときはすげぇ~!しぶい!岸くん結婚して~!と思ったものです)、前奏曲にはあまり手を出してませんでした。
三月に『月の光』を弾く機会があったのですが、それを機にほかのドビュッシーの曲も聴いてみたいな~と思いピアノ全曲集を漁って出会った一曲です。

フランスのイース伝説を元にしている説があるというのはネットで調べた際になんとなく知ったのですが、それを知ってから聴くとまた違う印象を与えてくれるはず。
最初は静かなメロディから始まって、途中大盛り上がりを見せてまた静かに終わっていく。
沈んでしまっておぼろげにしか見えない寺院がどんどん鮮明に見えてきて、その中から讃美歌を歌うメロディが聞えてきて、でもそれはまた水の中へ静かに消えていく。
まるで水の中で本当に寺院を目の前にしているような錯覚に陥るような。
イース伝説について少し調べたいな~と思った次第です。



スキマスイッチ 『星のうつわ』

星のうつわ

星のうつわ

師走に入ってからのランクイン。
NARUTOの映画を観て、「これはNARUTOじゃないな…恋愛映画だ…」とか思ってたら流れてきたEDが良くてだな~!
まあスキマスイッチが主題歌っていうのに期待しかしてなかったけど!

メロディももちろん素敵なんだけど、とりあえず歌詞をどん⇒http://j-lyric.net/artist/a001fed/l033a3f.html

私はどちらかというとメロディから入るタイプで、歌詞がめっちゃ好きだっていう曲はあまりないんですが、これは歌詞から好きになりました。
人間のいのちに宇宙を重ねた壮大なラブソング。
死ぬことについて「鼓動の数に限りがある」という表現がすごくいい言葉の回しだな~って思います。
「死」っていう直接的な言葉ではなく「鼓動の数」で人間の有限さを表しているその表現がとにかく好きです。

ほんと恋愛映画にはぴったりの曲です。
ヒナタ大好き奴だからヒナタが報われて良かったけど、恋愛モノの映画は恥ずかしくなるね。




後半につれ2014年発表の曲が少なくなっていく謎。

勝手に2014総括 ~アニメ、ドラマ編~

※総括とか言いつつただ今年に見たものについてネタバレ全開で感想だべっているだけです

なんかドラマとアニメって変なくくりだなと思いつつ。
そんなにアニメもドラマも見なかったので一括しようと。

◆ドラマ
・弱くても勝てます

これがすべての元凶である。
あくつの沼にはまったきっかけです!
8話からがやばい。1年生かわいすぎワロタ。

江波戸くんの「とりあえず、さしあたり」「俺が、俺が!」がとてもよかったです。
江波戸くんに似て私も消極的なタイプなため、江波戸くんに自分を映して見ていましたが、へっぽこの中で一番成長してたのは江波戸くんなんだろうな。
ドラマを見てからこっそり自分もやってます。「俺が、俺が!」

ただ、1、2年生一人一人のキャラが薄かったのがちょっとな~と思いました。
最終回後の5人のエピソードとかスピンオフでないかなとかいう淡い期待を寄せていましたが、まあ儚く砕け散りましたよね。



金田一少年の事件簿Neo

金田一少年の事件簿N(neo) Blu-ray BOX

金田一少年の事件簿N(neo) Blu-ray BOX

真壁部長出すぎやろ!!!って原作好きな友人と突っ込んでました。
山田くんイケメン過ぎて金田一像とはかけ離れていたけれど、意外と面白かったです。
亀梨金田一はなかったんや。



・青空の卵

BS朝日ドラマ インソムニア 青空の卵 DVD-BOX

BS朝日ドラマ インソムニア 青空の卵 DVD-BOX

時間がないためエピソード1のみ視聴。
主演2人とも演技に慣れていないのか、少しぎこちないのが残念かな。
しかしあくつの表情の演技はとても好みでした。
あくつをちょっと贔屓してるのは否めませんが。
普段すましてる鳥井が動揺しやがて感情が決壊する、その間の表情の変化はなかなか見いるものがありました。


◆アニメ
凪のあすから

凪のあすから 第1巻 (初回限定版) [Blu-ray]

凪のあすから 第1巻 (初回限定版) [Blu-ray]

2013秋からだけど続いてたしいいよね!
2014年に入ってから、ぐっと面白くなった。
海のなかにもうひとつ世界があるという設定に惹かれて見始めたのですが、最初のゆっくりな展開に焦れったさを覚えて見るのをやめる…なんてことがなくてよかったです。

要さんが救われないかと思いきや幼馴染み4人の中で最初に救われるあの展開にはびっくりしました。
さゆちゃんとお幸せに………。


・キルラキル

これもいいよね!2クールだったし!
最初は独特の展開についていけないところもありましたが、16話あたりからの展開に震えました。
さ、皐月さま………!一生ついていきます!!!

最終回のまといちゃんと皐月さまは本当にいい姉妹でよかったねぇよかったねぇ……!!と涙しました。
二人が普通の姉妹になれて本当によかった。


・鬼灯の冷徹

原作未読。
最初名前だけ見てバトルものだと思ってました。全然違った。
テンポもよくて爽快でした。
ナレーション稲川淳二なのは笑ってしまったw


・PYCHO-PASS 2

第一期がすごい好きだったので、第二期も見ました。
OP、EDを第一期と共に凛として時雨、EGOISTが担当していることもあってか、「これぞサイコパスだ!」と思わせるものでした。

話全体を通して、朱ちゃんは第一期より更に普通の人間味が無かったなぁと。
で、代わりに普通の人間としてそばかすちゃんこと霜月監視官がくるんだよなぁ。
霜月監視官は最初から最後まで色々巻き起こしといてかつどちらかというと無能なんだけど、普通の人間なら当たり前のことなんだろう。


あと最強マザコンこと東金は声が藤原さんのため、途中からひろしにしか聞こえなくなりました。涙目。


仮面ライダー鎧武

仮面ライダー鎧武/ガイム 第十二巻<完> [Blu-ray]

仮面ライダー鎧武/ガイム 第十二巻<完> [Blu-ray]

ここに入れていいのかわからんかったw
最初ちょろちょろ見て、三ヶ月の期間を経てもっかい見始めたら、お気に入りだった初瀬ちゃんが初瀬ってログアウトしてて泣きたくなりました。
それ以上にびっくりしたのは初瀬ちゃんを演じてたのが白又だということです。白又の顔覚えてたのに、まったくわかんなかった。
オールバックだからかな?オールバックは人を変えますね。

なんか??ってなりながら見て、????って感じで終わりました。
とりあえずザックはイケメン。
あと吉田メタルさんがとてもいいオカマを演じていらしたので、ぜひ『TRUMP』のティーチャーグスタフ/ティーチャーミケランジェロを…!




意外と観てた。

勝手に2014総括 ~小説と漫画~

せっかく作っておいて放置してたはてなブログを発掘しました。
以前使用していたはてなダイアリーは超絶ジャニヲタの頃の青春の小箱かつ記憶(?)としてとっておくとして、ここは舞台とか色々な感想を綴っていきたいなと。

とりあえず今年もあと少しだし、2014年総括をつらつらと書いていきたいなと思います。
とかいいながら総括じゃなくこれ読んだよって記録と感想文だけど。
今回は読書編。小説、漫画を含みます。


…といっても今年はびっくりするほど小説を読みませんでした。理由は単に部活で精神的に追い込まれたためです。
来年はいい加減精神的に余裕を持ちたい。小説読ませてくれ。
けど意外と漫画は読んだな~という感じ。友人宅によく行ってたからかな。


ここからは2014年に読んだ作品の感想を書いていきます。
もちろん自己満足です。



◆小説
・ヴェネチアに死す

ヴェネツィアに死す (光文社古典新訳文庫)

ヴェネツィアに死す (光文社古典新訳文庫)

部活で岩手に赴いた時にぶっ倒れ、ホテルで待機中に読みました。
読む時間ないと思いつつ旅行に持ってきてて本当によかった。

威厳ある(と世間に思われている)主人公がたったひとりの少年に狂わされていく。
しかも直接的な関係は持たず、あくまで見ているだけ。
自分に死が迫っていても、少年を見ていたいなんて狂気そのものですね。

少年を見届けながら一人で知られることなく死んでいく、それはとても悲しくて歪んでいるけれど美しい愛のひとつなのかもしれない。



・青空の卵

青空の卵 (創元推理文庫)

青空の卵 (創元推理文庫)

阿久津愼太郎くんがドラマに出ていたということで読みました~。

BL要素があるとは聞いていましたが、まあ確かに否めない。
意外とトリックもあっさりしているため、ミステリーとして読むには物足りない。
登場人物もみんな善良でリアリティがないなという感想を持ちました。

引用する際にちらっと見たんですけど、amazonのレビューもなかなか賛否両論ですね。
「男同士の友情ってさわやかな関係」みたいなレビューがありましたが、本当にそうなのかな~と思います。
最近は女より男の方がねちねちしている印象を持ちます。恋愛でも友情でも。

まあ、そうはいってもこの主人公二人の関係はふつうの男子の友情ではないんだけど。
二人の関係はすごい歪んでいるんだもの。二人の仲良くなるきっかけも、付き合い方も。
現実とはかけ離れている世界だったけど、まあまあ面白かったかなと思います。



◆漫画
・少年ノート(6巻まで)

少年ノート(6) (モーニング KC)

少年ノート(6) (モーニング KC)

お金の都合で6巻までしか買えてない…。

合唱というテーマを見て、最初漫画なのにと驚きました。
漫画からは音が出ないため、歌声の表現はできない。
だけど、絵の比喩(と言っていいのかよくわからないけれど、これしか思い付かなかった)でそれを表現している。
音楽をテーマに扱う漫画をあまり読んだことがないためか、かなり新鮮でした。

ちなみに私はポポちゃんが大好きです。
ボーイソプラノの美しい歌声という絶対的な武器を持ち、でもそのソプラノが思春期特有の声変わりにより失われていく。

「ソプラノのまま死にたかった」(6巻より)

このポポちゃんの吐露が自分の「ボーイソプラノ歌手としての死」の苦しみをよく表現しています。
声変わりっていう一般男子にとっては何も思わないかもしれないことだけど、ポポちゃんにとっては命取りなそれ。
音を立てて近づいてくるその恐怖に苦しむ少年の心情を繊細に、かつ独特な雰囲気で表現している5、6巻が好きです。
7、8巻の展開も楽しみです。早く買わなければ。



宝石の国

宝石の国(1) (アフタヌーンKC)

宝石の国(1) (アフタヌーンKC)

表紙買い。
正しくはアフタヌーンの表紙を見て、面白そうと思って購入したら当たりでした。

宝石の擬人化という斬新な設定。
そして不死だけれど、簡単に壊れてしまう宝石たち。
残酷だけれど、その壊れ方がまた美しい。

四肢を失って合金や貝で新しい四肢を与えられたフォスは確かにフォスなんだけれど、果たして本当にフォスなんだろうか。



・虫と歌

虫と歌 市川春子作品集 (アフタヌーンKC)

虫と歌 市川春子作品集 (アフタヌーンKC)

宝石の国を読み、市川先生の世界観に嵌まりたいと購入。

ストーリーが難解で、少年雑誌のバトル漫画のようにさらっと読めないのが市川先生の描かれる作品の特徴かなと思います。
表題作の虫と歌は最初解釈を間違えていて、何回も読んでいる内に「あ、そういうことか!」とびっくりした記憶。
ゆっくり咀嚼してはじめて面白さがわかる、珍しい漫画。



・25時のバカンス

25時のバカンス 市川春子作品集(2) (アフタヌーンKC)

25時のバカンス 市川春子作品集(2) (アフタヌーンKC)

虫と歌と共に購入。

相変わらずストーリーは難解だけれど独特の世界観が面白い。
具体的ではなく抽象的なストーリーと絵だけれど、どことなく繊細。

しかし月の葬式は描写にひっとなりました。
集合体恐怖症なので描写に後ずさりしそうなんですが、ストーリーは好きなので読んじゃいます。



・回遊の森

回游の森 (Fx COMICS)

回游の森 (Fx COMICS)

友人宅で読みました。
しかしオール中での読了だったので、改めて自分で買い直しました。
なんでオール中に読んだのかは謎。

各ストーリーの登場人物たちが少しずつ繋がっていく(それがストーリーに直接つながることはない)、ショートストーリーならではの描写がとても面白かったです。
どことなく後味の悪いストーリーもいい感じ。



月刊少女野崎くん

これも友(ry

いや、面白い。
みんなどこかずれていて、そのずれが笑いを引き起こしている。
個人的には鹿島と部長の演劇部コンビが好きです。

とてもどうでもいい話ですが、友人に借りた野崎くんを自宅で読んでいたら、韓国へ出張に行く父が用意をすっぽかしてまで読んでました。
深夜まで笑いつつ読んでいたらしいので、誰でもさくさく読めて笑える作品なんではないかな。



こんな感じ。
来年はもっと小説を読みたいなぁ。